江戸時代の日本では、日の出と日の入りを境に1日を昼夜に分かち、昼と夜をそれぞれ6等分して「一刻」を定めていました。これは不定時法と呼ばれ、夏と冬では一刻の長さが最大50分も違っていました。時計が広く行き渡ってはおらず、暮らしのサイクルに刻時を合わせる、当時ならではの作法だったかもしれません。さて今回は、GPSに存在する、独自の時間のカウントの作法を話題にしたいと思います。 週番号ロールオーバーという「ほころび」の理由は GNSS衛星が送信する航法メッセージには測位演算に必要な情報がすべて含まれています。中でも時刻情報はとりわけ重要度の高い情報です。 先のコラムで、最初のGNSSであるGPSを例に、航法メッセージの構造についてご紹介しました。限られたbit数に必要な情報をみっちりと詰め込まれながらも基本的には問題なく機能していますが、20年に一度ぐらい「ほころび」が顔を出すこともあります。み
SmartHRで届出書類という機能を担当しているプロダクトエンジニアのsato-sと申します。 今日は、以前私が調査にとても苦労したパフォーマンス上の問題の話を紹介したいと思います。 TL;DR PostgreSQLのアップグレードを実施した アップグレード後、今までは問題のなかった特定のクエリの実行に1時間超かかり、DBのCPU使用率がピッタリ100%に張り付くようになった 色々調査した結果、PostgreSQL上の型キャストの場所のせいで、良くないクエリプランが選択されることが原因だった 型キャストの場所には気をつけよう PostgreSQLのアップグレードと挫折 SmartHRでは基本的にWebアプリケーションのデータベースとしてGoogle CloudのCloudSQLによって提供されるPostgreSQLを利用しています。 私の担当している届出書類機能では、利用中のPostgre
HTMXとは https://htmx.org/ HTMXは、JavaScript を記述せずに、Ajax通信や高度なUXを実現できるライブラリ。 軽量 で 高速 で、既存のサーバーサイドのフレームワークとシームレスなやり取りができる。また、AJAX通信の発火、フォームの送信処理、DOMの更新などを既存のHTML要素を拡張するだけで可能とする。WebSocketやSSEにも対応しているので、チャットアプリなどにも適している。 2023 JavaScript Rising Starsでは、 フロントエンド・フレームワーク部門で見事2位に輝いた!(一位はReact、全部門だとshadcn/ui) 似たような機能として、Ruby on RailsのHotWireがあるらしい。 2024年はHTMXがくると言われているぐらい世界で騒がれているのだが、あまり日本では流行っていない。以下はGoogle
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