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ブックマーク / blog.tokumaru.org (69)

  • とある通販サイトに学ぶ自動ログイン機能のバッドプラクティス

    サマリとある通販サイトにて「 メールアドレス・パスワードを保存する」機能がありますが、サイトにクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性がサイトにあると生のパスワードが漏洩する実装となっています。稿では、この実装方式を紹介し、なぜ駄目なのか、どうすべきなのかを紹介します。 記事の最後にはセミナーのお知らせを掲載しています。 はじめに家人がテレビを見ていて欲しい商品があるというので、あまり気は進まなかったのですが、その商品を検索で探して購入することにしました。「気が進まない」というのは、利用実績のないサイトはセキュリティが不安だからという理由ですが、この不安は的中してしまいました。 最初の「えっ?」はパスワード登録のところでして、パスワードを再入力する箇所で「確認のためもう一度、コピーせず直接入力してください」とあるのですよ。私は乱数で長く複雑なパスワードを入力しかけていたのですが、コピ

    とある通販サイトに学ぶ自動ログイン機能のバッドプラクティス
    rryu
    rryu 2022/03/15
    クッキーを暗号化してもそれを復号する機能が普通に使えたら暗号化している意味がないという事例。
  • SSRF対策としてAmazonから発表されたIMDSv2の効果と限界

    サマリ Capital OneからのSSRF攻撃による大規模な情報漏えい等をうけて、Amazonはインスタンスメタデータに対する保護策としてInstance Metadata Service (IMDSv2) を発表した。稿では、IMDSv2が生まれた背景、使い方、効果、限界を説明した上で、SSRF対策におけるIMDSv2の位置づけについて説明する。 SSRFとは SSRFは、下図のように「外部から直接アクセスできないエンドポイント」に対して、公開サーバーなどを踏み台としてアクセスする攻撃方法です。SSRF(Server Side Request Forgery)の詳細については過去記事「SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門」を参照ください。 最終的な攻撃目標は多様ですが、近年問題になっているのが、クラウドサービスのインスタンス・メタデータを取得する

    SSRF対策としてAmazonから発表されたIMDSv2の効果と限界
    rryu
    rryu 2019/12/09
    単純にIMDSを止める設定がないのはAWS自身が内部で使っているとかなのだろうか。
  • PHPサーバーサイドプログラミングパーフェクトマスターのCSRF対策に脆弱性

    サマリ PHPサーバーサイドプログラミングパーフェクトマスターには、PHP入門書としては珍しくクロスサイト・リクエストフォージェリ(CSRF)対策についての説明があるが、その方法には問題がある。アルゴリズムとして問題があることに加えて、実装上の問題があり、そのままコピペして用いると脆弱性となる。 はじめに 古庄親方の以下のツイートを見て驚きました。 CSRF用のトークンの作成 $token = password_hash(mt_rand(), PASSWORD_DEFAULT); ってのを書籍で見た………もンのすンげぇなぁ(苦笑 書籍名でググって調べる……評判が悪いので、まぁ、納得っちゃぁ納得。 — がる (@gallu) July 17, 2019 CSRFトークンの生成に、password_hash関数を使うですと? 親方に書籍名を教えていただき、購入したのが、この記事で紹介する「PH

    rryu
    rryu 2019/07/29
    password_hashで生成した値自体を比較していればそうまずくはなかったのにpassword_verifyで照合するからトークンは空ではないが元値は空という隙を作りワンタイム化によってトドメを刺したという…
  • 鈴木常彦先生の「共用レンタルサーバにおけるメールの窃盗」の話を聴講した

    4月23日(火)に開催された 「#ssmjp 2019/04 ~DNSの話を聞く会~」に「Outputなら任せてください枠」で参加しましたので、講演内容からとくにやばい(?)内容と思われる@tss_ontap(鈴木常彦=浸透言うな先生)の「黒塗りの DNS (萎縮編)」から、「共用レンタルサーバにおけるメールの窃盗」について紹介します。スライドは公開されています。 サマリ レンタルサーバーからメールを送信する場合、悪意の第三者に、特定のドメインに対するメールを横取りされるリスクがある 攻撃手法 攻撃者は、レンタルサーバーを契約(お試しなどでも可能)して、攻撃対象のドメイン名(ここではchukyo-u.ac.jp…中京大学のドメイン名を用いる)を登録する その際に、当該ドメイン名の権利を有している必要はない(権利があれば正当にメールを受信できるので攻撃の必要がない) これだけ なぜメールが横

    rryu
    rryu 2019/04/30
    これは共有のメールサーバの設定を変更できるという権限昇格の脆弱性なのではないだろうか。
  • WordPressのプラグインVisual CSS Style Editorに権限昇格の脆弱性 | 徳丸浩の日記

    最近WordPressのプラグインのアップデート状況を監視しているのですが、Visual CSS Style Editor(別名Yellow pencil visual theme customizer)が公開停止になり、しばらくたって公開が再開されていました。これは、掲題のように権限昇格の脆弱性があったので公開停止になり、修正版が出たことにより公開再開したものです。WordPressのプラグインではよく見る光景です。 注: 公開停止になったまま再開しないプラグインも珍しくありません。最近では、types、google-maps-builder、simple-share-buttons-adder、yuzo-related-post等の人気プラグインが公開停止になりましたが、稿執筆時点で再開していません。 脆弱性の概要 脆弱性のあるバージョン: 7.1.9以前 脆弱性の種類: 権限昇格

    WordPressのプラグインVisual CSS Style Editorに権限昇格の脆弱性 | 徳丸浩の日記
    rryu
    rryu 2019/04/17
    おそらく会員ログイン済みの表示を確認するみたいな機能があって、それを常に存在しているであろうID1のユーザーに切り替えるという雑な実装をしてしまったということっぽい。
  • bcryptの72文字制限をSHA-512ハッシュで回避する方式の注意点

    宅ふぁいる便から平文パスワードが漏洩した件を受けて、あらためてパスワードの安全な保存方法が関心を集めています。現在のパスワード保存のベストプラクティスは、パスワード保存に特化したハッシュ関数(ソルトやストレッチングも用いる)であるbcryptやArgon2などを用いることです。PHPの場合は、PHP5.5以降で使用できるpassword_hash関数が非常に便利ですし、他の言語やアプリケーションフレームワークでも、それぞれ用意されているパスワード保護の機能を使うことはパスワード保護の第一選択肢となります。 なかでもbcryptは、PHPのpassword_hash関数のデフォルトアルゴリズムである他、他の言語でも安全なハッシュ保存機能として広く利用されていますが、パスワードが最大72文字で切り詰められるという実装上の特性があり、その点が気になる人もいるようです(この制限はDoS脆弱性回避が

    bcryptの72文字制限をSHA-512ハッシュで回避する方式の注意点
    rryu
    rryu 2019/02/25
    マニュアルにバイナリセーフじゃないと書いてないのは罠すぎる…
  • CWE-20入門

    サマリ この記事の想定読者は、企業等の脆弱性ハンドリング担当者です。脆弱性情報にしばしば出てくるCWE-20の読み解き方を説明します。 CWEとは CWEはCommon Weakness Enumerationの略で、日語では「共通脆弱性タイプ一覧」と訳されています。この訳からも分かるように、脆弱性をタイプ毎に分類しているものです。つまり、SQLインジェクション、XSS、バッファオーバーフロー等に、CWE-XXXという「分類番号」をふったものと考えるとわかりやすいでしょう。以下は、IPAが公表しているCWEの解説記事からの引用です。 1999年頃から米国政府の支援を受けた非営利団体のMITRE(*2)が中心となり仕様策定が行われ、2006年3月に最初の原案が公開されました。その後、40を超えるベンダーや研究機関が協力して仕様改善や内容拡充が行われ、2008年9月9日にCWEバージョン1.

    CWE-20入門
    rryu
    rryu 2019/02/23
    元の図ではCWE-74インジェクションはCWE-116 Improper Encoding or Escaping of Outputを介してCWE-19データ操作に直接ぶら下がっているので、IPAの人がまさにnoteで語られている混乱させる人な感じがする。
  • 徳丸浩の日記: SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門

    SSRF(Server Side Request Forgery)という脆弱性ないし攻撃手法が最近注目されています。以下は、ここ3ヶ月にSSRFについて言及された記事です。 EC2上のAWS CLIで使われている169.254について SSRF脆弱性を利用したGCE/GKEインスタンスへの攻撃例 SSRFを利用したメール送信ドメインの乗っ取り 「CODE BLUE 2018」参加レポート(岩間編) この「空前のSSRFブーム」に便乗して、SSRFという攻撃手法および脆弱性について説明します。 SSRF攻撃とは SSRF攻撃とは、攻撃者から直接到達できないサーバーに対する攻撃手法の一種です。下図にSSRF攻撃の様子を示します。 攻撃者からは、公開サーバー(203.0.113.2)にはアクセスできますが、内部のサーバー(192.168.0.5)はファイアウォールで隔離されているため外部から直接

    徳丸浩の日記: SSRF(Server Side Request Forgery)徹底入門
    rryu
    rryu 2018/12/05
    SSRFは内部ネットワークの情報がないと攻撃しにくいというハードルがあったけど、EC2のあの機能により明確で役に立つターゲットができてしまったのか…
  • 徳丸浩の日記: 解答:間違ったCSRF対策~中級編~

    この記事は、先日の記事「問題:間違ったCSRF対策~中級編~」に対する解答編です。まだ問題を見ていない方は、先に問題を読んで(できれば自分で解答を考えて)からこの記事をお読みいただくとよいと思います。 それでは、解答を説明します。 はじめに 出題時のわざとらしさから、この問題のポイントはstrcmp関数の挙動にあると気づいた方が多いと思います。 if (empty($_SESSION['token']) || empty($_POST['token']) || strcmp($_POST['token'], $_SESSION['token'])) {  // ワンタイムトークン確認 die('正規の画面からご使用ください'); } そして、strcmpの引数はどちらもempty()によるチェックが入っています。また、$_SESSION['token'] は、状態遷移図(下図)により、NU

    徳丸浩の日記: 解答:間違ったCSRF対策~中級編~
    rryu
    rryu 2018/11/15
    配列かなあとは思っていたが、ドキュメントに無いNULLが返ってくるのは怖すぎる。
  • 問題:間違ったCSRF対策~初級編~

    脆弱性診断の学習のお供に、比較的簡単なCSRF対策バグの問題を提供します。この記事では問題のみを出し、想定解答は後日公開することにします。ネタバレとなるブックマークコメントやツイートなどは控えていただけると幸いです(「思いのほか簡単だった」など感想は可)。ブログ記事等に解説記事を書くことは歓迎いたします。 以下はテスト用に「ログインしたことにする」スクリプト(mypage.php)。ログイン状態で呼び出すこともでき、いずれの場合でもログインユーザのメールアドレスを表示します。 <?php // mypage.php : ログインしたことにする確認用のスクリプト session_start(); if (empty($_SESSION['id'])) { // ログインしたことにしてメールアドレスも初期化 $_SESSION['id'] = 'alice'; $_SESSION['mail'

    問題:間違ったCSRF対策~初級編~
    rryu
    rryu 2018/11/09
    上から順に見ていくと頭の中にうっかり前提を作ってしまうので意外と気づかない。
  • 安全なWebアプリケーションの作り方改訂のお知らせ

    徳丸こと、「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」は、2011年3月の発売以降大変多くの方に読んでいただきました。ありがとうございます。 ただ、発売から既に7年が経過し、内容が古くなってきた感は否めません。たとえば、クリックジャッキングの説明はほとんどないですし、OWASP Top 10 2017で選入された安全でないデシリアライゼーションやXXEの説明もありません。なにより、Web APIJavaScriptセキュリティ等がほとんど書かれていないことが課題となっていました。 そこで、版元のSBクリエイティブと相談して、この度改訂することにいたしました。3月末脱稿、6月頃発売の見込みです。 改訂にあたり、以下を考えています。 Web APIJavaScriptに関する説明を4章に追加 XHR2対応に向けてCORSの説明を3章に追加 携帯電話の章は丸ごと削除して、別の内

    rryu
    rryu 2018/03/06
    もう7年も経ったのか…
  • PHPMailerの脆弱性CVE-2016-10033はExim4やWordPress4.6でも影響があった

    エグゼクティブサマリ PHPMailerのリモートコード実行脆弱性CVE-2016-10033は、従来MTAとしてsendmailを用いる場合のみ影響があるとされていた。また、WordPressPHPMailerをバンドルしているが、CVE-2016-10033によるWordPressに対するリモートコード実行攻撃はできないとされていた。しかし、MTAとしてExim4を用いる場合には、PHPMailer単体およびWordPress 4.6からのリモートコード実行が可能であることがわかったので報告する。 はじめに 昨年末に話題となったPHPMailerのリモートコード実行脆弱性CVE-2016-10033ですが、当初公表されていたPoCがsendmailコマンドの -X オプションを用いたものであったため、-X オプションのないMTA(postfix, qmail, exim4等)は直ちに

    rryu
    rryu 2017/05/09
    「Exim4のString Expansion」またなんか危なそうなものが……
  • teratailに投稿されたメールフォームにCSRF脆弱性が残存した理由 | 徳丸浩の日記

    teratailに以下のような投稿がありました。 PHPでメールフォームを作成したので、脆弱性がないかアドバイスいただけないでしょうか。 エンジニアでもなければ、PHPもろくに書けない雑魚ですが、「php メールフォーム 作り方」でググって表示されるサイトを見ると、「んんんんん???」と思うところがあります。 これらを参考にしたり、コピペする方は、記述されているコードの良し悪しは判断できないかと思います。 そのような方々が参考にできるメールフォームを作りたいという思いで、調べて作りました。 周りに書いたコードを確認してもらえる人もいないので、皆様からのアドバイスがほしいです((_ _ (´ω` )ペコ 【PHP】作成したメールフォームに脆弱性がないか、アドバイスもらえないでしょうかより引用 どれどれ…と確認すると、トークンのチェックが入っているにも関わらずクロスサイト・リクエストフォージ

    rryu
    rryu 2017/04/11
    私なら$_SESSION['token']が空だったら入力ページにリダイレクトするようにする。そうすればセッション未初期化で起こる他のバグも防げるし、途中のページに迷い込んだユーザーも正常経路に復帰させられる。
  • SQLiteのクォートにまつわる奇妙な仕様

    SQLiteでは、ISO SQL標準同様に、文字列リテラルはシングルクォートで囲み、識別子をクォートする場合は、ダブルクォートで囲むことになっています。 'foo' : 文字列リテラル "foo" : 識別子(テーブル名、列名等) しかし、マニュアルによると、SQLiteのクォーティングには例外があります。それを実例で紹介しましょぅ。まずは、実験の準備として、列 a だけを持つテーブル a を作成します。 $ sqlite3 test.db sqlite> CREATE TABLE a(a integer); sqlite> INSERT INTO a VALUES(1); sqlite> SELECT * FROM a; 1 sqlite> 続いて、以下を実行します。実行結果はどうなるでしょうか? sqlite> SELECT 'a', "a", [a], `a`, "aa" FROM

    rryu
    rryu 2017/03/23
    where句にあったらどうなるんだろう。誤って値をダブルクォートでくくっていたりすると何かが起こりそうな気も。
  • WordPress 4.7.1 の権限昇格脆弱性について検証した

    エグゼクティブサマリ WordPress 4.7と4.7.1のREST APIに、認証を回避してコンテンツを書き換えられる脆弱性が存在する。攻撃は極めて容易で、その影響は任意コンテンツの書き換えであるため、重大な結果を及ぼす。対策はWordPressの最新版にバージョンアップすることである。 稿では、脆弱性混入の原因について報告する。 はじめに WordPress体に久しぶりに重大な脆弱性が見つかったと発表されました。 こんな風に書くと、WordPressの脆弱性なんてしょっちゅう見つかっているという意見もありそうですが、能動的かつ認証なしに、侵入できる脆弱性はここ数年出ていないように思います。そういうクラスのものが久しぶりに見つかったということですね。 WordPress、更新版で深刻な脆弱性を修正 安全確保のため情報公開を先送り Make WordPress Core Conten

    WordPress 4.7.1 の権限昇格脆弱性について検証した
    rryu
    rryu 2017/02/06
    IDをバリデーションせずにキャストして誤魔化すのひどいな。
  • GodaddyのSSL証明書にドメイン認証の脆弱性があり8850件の証明書が失効された

    エグゼクティブサマリ GoDaddy社の発行するドメイン認証SSL証明書に認証不備の脆弱性があり、予防的な処置として8850件の発行済証明書が失効された。これは同期間に発行された証明書の2%未満である。現在は脆弱性は解消されている。 概要 GoDaddy社は米国のホスティング(レンタルサーバー)やレジストラの大手で、認証局(CA)の事業も手がけています。 GoDaddyが発行するドメイン認証証明書の認証手続きに不備があったとして報告されています。 In a typical process, when a certificate authority, like GoDaddy, validates a domain name for an SSL certificate, they provide a random code to the customer and ask them to p

    GodaddyのSSL証明書にドメイン認証の脆弱性があり8850件の証明書が失効された
    rryu
    rryu 2017/01/12
    「キーを記入したファイルを置く」じゃなくて「このファイルを置く」という認証にしておけば完全一致で比較できたのに……
  • PHPMailerの脆弱性CVE-2016-10033について解析した

    エグゼクティブサマリ PHPMailerにリモートスクリプト実行の脆弱性CVE-2016-10033が公表された。攻撃が成功した場合、ウェブシェルが設置され、ウェブサーバーが乗っ取られる等非常に危険であるが、攻撃成功には下記の条件が必要であることがわかった PHPMailer 5.2.17以前を使っている Senderプロパティ(エンベロープFrom)を外部から設定できる 現在出回っているPoCはMTAとしてsendmailを想定しており、postfixを使っている環境では問題ない 対策版として公開されている PHPMailer 5.2.19も不完全であるので、回避策の導入を推奨する。 はじめに 12月24日にPHPMalerの脆弱性CVE-2016-10033が公表され、とんだクリスマスプレゼントだと話題になっています。 PHPからのメール送信に広く使われているライブラリの「PHPMai

    rryu
    rryu 2016/12/28
    quoted-stringをちゃんと解釈する系だと中になんでも書けるから後はエスケープの問題になるのか。PHPにもシェルを介さない実行方法があれば……
  • PHPの全バージョンの挙動をApacheモジュールとして試す

    この投稿は PHP Advent Calendar 2016 の16日目の記事です。 エグゼクティブサマリ PHPのバージョン間の挙動の違いを調査するツールとして、@hnwによるphpallや、それを改造したphpcgiallがあったが、現実のPHPの利用環境とは違いがあり、検証の妨げになる場合があった。このため、PHPのバージョン毎にApacheを異なるポートで動かすことにより、全てのバージョン(229種)のPHPをApacheモジュールとして動作させることに成功し、modphpallと命名した。modphpallはPHPの検証に有効であることを、キャリッジリターンのみで起こるPHPヘッダインジェクションを用いて確認した。 はじめに 昨日の日記では、PHPの全バージョンをCGIモードで試す phpcgiall について紹介しました。HTTPヘッダインジェクションやセッションの挙動について

    PHPの全バージョンの挙動をApacheモジュールとして試す
    rryu
    rryu 2016/12/17
    httpdを直接実行すれば設定ファイルを別々に指定できるから、あとは力技でいけるのか。
  • StartSSLにドメイン認証不備の脆弱性

    Osama almanna's blogにて、StartSSLにドメイン認証に脆弱性があったと報告されています。 In 9 March, 2016 During my research I was able to replicate the attack and issue valid certificates without verifying the ownership of the website which I will explain later in my post, the vulnerability was reported and fixed within hours. ウェブサイトの所有権を検証しないで、正当な証明書が交付されるというものですね。脆弱性は報告の後数時間で修正されたとのことです。 以下、彼のブログ記事を元に、脆弱性の内容と修正方法について説明します。 問題

    StartSSLにドメイン認証不備の脆弱性
    rryu
    rryu 2016/03/23
    セキュリティを担保する機能でUI的には選択なんだけどシステム的には任意の値の入力というベタな穴に気づかないというのはいかがなものか。
  • ウェブアプリケーションにおいて「ホワイトリスト」と"White List"は用法が異なる

    海外(主に米国)のウェブアプリケーションセキュリティのドキュメントを読むと、"white list input validation" という言い方がたびたび出てきます。たとえば、OWASPのSQL Injection Prevention Cheat Sheetには、まさにWhite List Input Validationという節があります。 3.2 White List Input Validation Input validation can be used to detect unauthorized input before it is passed to the SQL query. For more information please see the Input Validation Cheat Sheet. 【私訳】 3.2 ホワイトリスト入力値検証 SQLクエリに渡

    rryu
    rryu 2016/03/22
    WAFのホワイトリストもパターンマッチ等を含むはずだからその辺から意味が拡大していってホワイトリストの作り方からアプリ仕様に基づくポジティブチェックみたいな感じになっている気がする。