自民党のエネルギー政策議連で、再生可能エネルギーの買い取り制度が始まって一年、何が起きているかヒアリング。 現場からのヒアリングでは、電力会社の対応の問題がクローズアップされた。 北海道では需給バランスを理由に導入が止まりつつあり、早急な北本連携線の増強が必要だ。ちびちびとした増強ではなく、大規模な増強が必要だ。 本州では、系統連系の問題が大きい。 系統連系のためには、鉄塔の建て替えが必要だと一本の鉄塔の建て替えに2億1千万円、21か月の工期を吹っ掛けられたケース。 連系までの2kmに6億4千万円を請求され、工期は43か月と言われたケース。(自前でやればおそらく2億円、5か月でできる) 900m先の送電線への連系を拒否され、代替として7km先を指定されたケース。 電力会社がやりたい放題。だから発送電を分離し、中立的な送電網が必要なのだ。 メガソーラーに関する土地の規制もまだまだ問題がある。