エレベーターの動きと一緒に、カーテンのように伸び、降りると縮む 別の日にエレベーターのメンテナンスの方に聞いたところ、これは最上階の機械室とつながっている電気のケーブルだそうだ。 引っぱり上げるワイヤーじゃないとすると、どうやって動いているの? 「縦に動く普通のエレベーターは箱の裏側に“釣り合いおもり”が上下しているんですが、斜行エレベーターでは、おもりはレールの下を通っているんです」という解説。エレベーターのしくみがなかなか理解できない筆者に、管理室の方も加わりみんなでわぃわぃ説明してくださる。 下の写真に見える青いタイヤで走る木の板がおもりというわけ。箱根のケーブルカーがちょうど真ん中で、上行きと下行きがすれ違うことでバランスをとっているのと同じだと聞いて、納得。 レールの下を通るおもりと、ちょうど真ん中ですれ違う瞬間! エレベーターを降り、ここからがさらに驚き 最上階に着いた。とりあ