VAIOは6月15日、代表取締役および執行役員社長を交代すると発表した。取締役会および株主総会において決議された。 これまで、代表取締役および執行役員社長を務めてきた大田義実氏が退任し、新たに吉田秀俊氏が就任した。なお、大田氏は6月15日付で同社取締役に就任している。 商社出身の大田氏は、「稼ぐ力を作る」とし、2015年6月より「自立と発展」を目指して改革に取り組んできた。 VAIOは、「大田は直近の課題であったVAIO経営の効率化と安定化、および新規事業(EMS事業)の立ち上げを行い、2015年度 営業利益黒字化の実現、2016年度 前年比大幅増益(見込み)を達成。そのミッションを果たした」と説明。 今後は、長期的視野での会社の継続的な成長の実現を図るべく、エレクトロニクス業界に長く経験を持つ新社長のもとで、事業拡大を目指すとしている。 吉田氏は1956年生まれ、現60歳だ。1980年に