飛び道具という言葉があります。営業の世界においては、チラシやDM(ダイレクトメール)、メルマガやブログなどを指します。 飛び道具はきちんと使えばそれなりに有効ですが、あくまでも営業行為を補完するものであり、過度の期待は禁物です。 ところが本気で営業をしていない人に限って、追い込まれると安易に飛び道具に頼ろうとします。次の会話文を読んでみてください。 ○営業課長:「部長、どうしても企画部にお願いしたいことがあります」 ●営業企画部長:「なんだ」 ○営業課長:「実は7月の大型イベントの集客がうまくいっていないのです」 ●営業企画部長:「知っている。400名が集客目標だったが、300名に下方修正したらしいな」 ○営業課長:「そうなのです。しかし今日までで90名ぐらいしか集まっていません」 ●営業企画部長:「なんだって、開催まで1カ月もないだろう」 ○営業課長:「イベントの準備に予算を結構使いまし
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