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ブックマーク / gendai.media (28)

  • 「多様体」とはどんなもの? 現代数学と現代物理、必須の概念の定義とイメージをつかむ(小笠 英志)

    『高次元空間を見る方法』で好評を博した小笠英志さんが上梓した『多様体とは何か』。その執筆の動機は、現代の数学や物理を理解することが、この「多様体」という概念の理解を抜きにしては決して語ることができないことだと言います。 「例えば超弦理論、三体問題、トポロジカル物質、ポアンカレ予想、フェルマー予想、リーマン予想など、何を学ぶにしても必要となる最重要の基概念のひとつが多様体なのです。皆さまぜひ、記事で多様体とは何か、その雰囲気を味わって下さい」 記事では前回の記事「宇宙はどんな形をしているのか」に続き、『多様体とは何か』の一節を紹介することで、多様体の概念を簡単につかみながら、"実は多様体の理解こそ前作の『高次元空間を見る方法』と同様、「高次元空間」という人々を惹き付けてやまない概念を想像する良いアプローチにもなる"ということを見ていきます。 さて、前記事では宇宙の形を想像するための一例

    「多様体」とはどんなもの? 現代数学と現代物理、必須の概念の定義とイメージをつかむ(小笠 英志)
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    rydot 2024/08/23
  • 「資生堂ショック」いまだ収まらず~「産まない女子」と「産んだ女子」が職場で大ゲンカ(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    子育てをしながら働く女子社員と、そのフォローを求められる同僚女子社員—。いま、両者の間にかつてなく深い溝が横たわっている。なぜ彼女たちは分かり合えないのか。生の声をお届けする。 女子が女子にマタハラ 「昔から『女の敵は女』と言いますが、企業社会ではいままさに、育休や産休をめぐって『女と女の戦い』が起きています。これまで、妊婦に対するマタニティハラスメント(マタハラ)は、主に男性が女性にするものだと思われてきましたが、意外にも女性が女性にマタハラをするケースも多いことが分かってきました。 女性従業員が産休を取る際に、同僚女性から嫌味を言われ、『妊娠や出産について何も知らない男性に言われるのは諦めがつくけど、女性の先輩に言われると……』と深く傷つくこともあります。根の深い問題です」 こう語るのは、立命館大学大学院教授でマーケティング評論家のルディー和子氏である。 自民党の宮崎謙介元衆院議員が取

    「資生堂ショック」いまだ収まらず~「産まない女子」と「産んだ女子」が職場で大ゲンカ(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
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    rydot 2022/06/25
  • 愛のために「結婚制度」はもう廃止したほうがいい、法哲学者の私がそう考える理由(松田 和樹) @gendai_biz

    あなたの “家族” は誰ですか? 「あなたの家族は誰ですか?」 この質問に、あなたはどう答えるだろう。 結婚している人なら、や夫を家族として挙げるだろう。子どもがいる人なら、娘や息子も挙げるだろう。母親や父親を挙げる人もいる。兄弟姉妹を挙げる人もいる。孫や祖父母を挙げる人もいるはずだ。「あなたの家族は誰ですか」と問われれば、多くの人は、こんな風に答えるのではないか。つまり、法律上の家族をリストアップしていくのだ。 これに対して、法的には家族ではないとされる人を、自分の家族として挙げる場合もある。大切な恋人。長年、互いを支え合ってきた大親友。ルームシェアをしている友人。こうした人たちを、自分の家族として表現する人はいるに違いない。イヌやネコのような動物を世話し、交流している人は、動物を自分の家族として考えているだろう。しかし、現在日にある法律は、それらの存在を、あなたの家族としては認めな

    愛のために「結婚制度」はもう廃止したほうがいい、法哲学者の私がそう考える理由(松田 和樹) @gendai_biz
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    rydot 2022/02/11
  • 日本の借金1200兆円…それでも「日本は絶対に破綻しない」と言えるワケ(田原 総一朗,藤井 聡) @gendai_biz

    コロナショックから1年が経過した。日はコロナによる経済の落ち込みは比較的軽微だったにも関わらず、先進国で最も回復の速度が鈍い。理由の一つはワクチン接種の遅れだが、米国などが大胆な経済対策を実施しているのに対し日は残念ながら財政支出の規模で大きく見劣りすることも事実だ。 安易な財政出動は国の借金を増やすため無責任だ。将来世代に付け回しをしていいのか、という意見もあるが、「それは間違いだ」というのが元内閣官房参与の藤井聡氏。藤井氏によれば、国はどんなに借金が増えても破綻しない、と断言する。その根拠はどこにあるのか。ジャーナリスト、田原総一朗氏が鋭く迫った。 対談は『こうすれば絶対よくなる日経済』(アスコム刊)の一部を再構成した。 「国家の借金」と「家計の借金」は同じ? 田原  財務省や多くの経済学者の常識では、政府の借金は基的によくない。プライマリーバランスを黒字にし、積み上がった累

    日本の借金1200兆円…それでも「日本は絶対に破綻しない」と言えるワケ(田原 総一朗,藤井 聡) @gendai_biz
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    rydot 2021/05/02
  • 小池都知事「灯火管制」が無意味だが全然笑えない「歴史的理由」(大前 治) @gendai_biz

    小池都知事「消灯要請」の衝撃 2021年4月23日、小池百合子東京都知事は、午後8時以降は街灯以外の照明を消すよう要請すると発表した。これには「コロナは照明灯によって感染するのではない」とか「戦時中の灯火管制かよ」と揶揄する声があがった。 しかし、この消灯要請は笑って一蹴できるものではない。むしろ、監視社会や恐怖支配への入口ではないかと、大きな危惧を感じる。 なぜなら、街全体を消灯により暗くすれば、休業要請に従わず営業している店舗を鮮明に「あぶり出す」ことになるからである。 それだけではない。これまでは、バラバラの店舗一軒ずつに対する休業要請だったが、これからは地域や商店街が全体として消灯を要請されることになる。 そうなると、営業を続ける店舗は、街全体の取り組みに反する者、隣近所の人々に歯向かう者、という烙印を押されかねない。 こうして、これまでの「行政による休業要請」が、一歩進んで「街全

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    rydot 2021/04/28
  • 実は法令違反だらけ…!飲食店「持ち帰り・デリバリー」のヤバい実態(永田 雅乙) @moneygendai

    生き残りをかけて コロナウィルスによる緊急事態宣言と自粛要請。外産業は「死刑宣告」「余命宣告」を受けたも同然という状況下、「休業要請と補償はセットだろ」「補償の額が足りない」「もう終わった……」色々な声が聞こえる中、必死に生き残るために動き出す人もいる。 街、メディア、ネットには「テイクアウト始めました!」「デリバリー対応します!」の文字が踊り、Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館などの配達代行事業者は新規アカウントが1ヵ月以上かかるほどの活況ぶりを見せている。 消費者も3月までは行きつけのお店に足繁く通い、「飲んで経済回して、お店を応援するよ!」なんて応援をしてくれたのも遠く昔のことのよう。4月に入ると特に都心部の店では売上昨年対比半分以下は当たり前に。緊急事態宣言による“stay home”は、まさに地獄への扉であった。 その後は嘆き諦めムードの人と、必死に生き残り策を実行に

    実は法令違反だらけ…!飲食店「持ち帰り・デリバリー」のヤバい実態(永田 雅乙) @moneygendai
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    rydot 2020/05/03
  • 人工知能を制作してわかった「人間の条件」(三宅 陽一郎)

    人工知能は、いつ主観的世界を持ち始めるのか?」――ゲームAIの制作を通じて人工知能を成り立たせるための条件を哲学的に考察し、『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』などの著作で注目を集める三宅陽一郎氏が、「人間の条件」をめぐる新たな哲学の可能性を探る。 人工知能に必要な哲学 僕はもう17年ほど人工知能を作っています。私の作っている人工知能は、おそらく皆さんが一度は遊んだことのあるデジタルゲーム(TVゲーム)の人工知能です。敵キャラクターやゲーム全体を進行するシステムの中に組み込まれています。 人工知能について話すのですから、まず人工知能について定義をしないといけないわけですが、驚くべきことに人工知能について決まった定義はないのです。つまるところ「知能とは何か?」という問いに答えられる人はいないのですから、人工知能の定義は研究者や開発者それぞれにあって、かつ、それら

    人工知能を制作してわかった「人間の条件」(三宅 陽一郎)
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    rydot 2019/09/01
  • 日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか? 育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日だけ? 子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。 育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、

    日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
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    rydot 2019/01/06
  • 雇用改善の恩恵もナシ…国が放置する「中年フリーター」という大問題(小林 美希) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    かつての就職率の低さがウソのように、近年、新卒の就職市場は大きく改善した。 目下、日を悩ませている社会問題はむしろ「人手不足」だ。政府は高齢者の雇用継続はもちろん、人手不足を補うための「移民政策」にも格的に取り組み始めた。 しかし社会全体の雇用状況が改善するなか、正規の仕事を切望しても得られない「取り残された」人々がいる。就職氷河期に就活をして大きな割りをった「中年フリーター」だ。彼らは相変わらず政策的な手当てをされないままでいる。 「ロスジェネ」と言われるこの世代は、10年以上前から状況の改善を求めて声をあげてきた。しかし、『ルポ 中年フリーター』(NHK出版新書)を上梓したジャーナリストの小林美希氏によれば、彼らは近年、長きに渡って状況が改善しないことに絶望し、あきらめの境地に入りつつあるという。 なぜ自分たちだけがーーそんな思いを抱えた中年フリーターの絶望と諦念、そして、彼らを

    雇用改善の恩恵もナシ…国が放置する「中年フリーター」という大問題(小林 美希) | 現代新書 | 講談社(1/4)
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    rydot 2018/12/31
  • 見落とされてきた〈女性中年フリーター〉400万人を襲う過酷な現実(小林 美希) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    就職氷河期に就活をしただけなのにーー。ロスジェネに生まれた不運によって今も生活に困窮する「中年フリーター」たち。その悲惨な実情に光を当てた前回の記事は話題を呼んだ。 今回は、その存在が見落とされがちな〈女性の中年フリーター〉を取り上げる。女性の場合、結婚していると「苦境を脱している」と見なされがちだが、決してそんなことはない。 『ルポ 中年フリーター』(NHK出版新書)を上梓したジャーナリストの小林美希氏の試算によれば、結婚後も厳しい生活環境に喘いでいる女性の中年フリーターは400万人以上。これまで推定されてきた中年フリーター(男女含む)の数をはるかに上回る。 さらに彼女たちは、妊娠、出産、子育てといった「女性特有」の問題として社会から押し付けられた過酷な現実を目の前に立ち尽くすことが少なくない。小林氏が過酷な実情をレポートする。 娘のインフルエンザをきっかけに…… 「私も働かなければ家計

    見落とされてきた〈女性中年フリーター〉400万人を襲う過酷な現実(小林 美希) | 現代新書 | 講談社(1/4)
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    rydot 2018/12/31
  • 凶悪犯罪続発!アメリカを蝕む「非モテの過激化」という大問題(八田 真行) @gendai_biz

    アメリカで、「インセル」と呼ばれる一部の「非モテ」が過激化し、テロ事件を起こして社会問題となっている。興味深いのは、そんな彼らのなかにはトランプ支持者が多いということ。彼らのコンプレックスに満ちたメンタルや、「インセル 」という集団の由来を注意深く探っていくと、トランプを生んだアメリカという国の一側面が浮かび上がってくる。 続発する非モテたちの犯罪 今年の4月、カナダ・トロントの路上で、レンタカーが通行人に突っ込み、10名を殺害して多くに重軽傷を負わせるという事件が起こった。死者の多くは女性だった。 この種の攻撃からは、どうしてもイスラム過激派によるテロを想起してしまうわけだが、犯人は25歳のアレック・ミナッシアンという白人男性で、イスラム教との接点はおろか前科すらない人間だった。 しかし驚くべきことに、彼はある種の過激思想によって突き動かされた、まごうことなきテロリストだったのである。問

    凶悪犯罪続発!アメリカを蝕む「非モテの過激化」という大問題(八田 真行) @gendai_biz
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    rydot 2018/12/08
  • 女性とも社会とも断絶する、米国のダークな非モテ「ミグタウ」の絶望(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    過激化し、犯罪に走る非モテ「インセル」がアメリカで問題になっているが、かの国には、よりダークな非モテ「ミグタウ」と呼ばれる人々もいる。女性への怨念をじくじくと培養し、社会とも関わらず、まるで既存の社会構造に対して静かにテロを仕掛けているようだ。「セラピーで顔は治らない」と絶望的な台詞を漏らす彼らの精神構造に迫った。「草系男子」など日文化からの影響も興味深い。 反フェミニズムの王国「マノスフィア」へようこそ 近年のアメリカでは、#MeToo運動が代表するようなフェミニズムの勃興がまずあり、それへのカウンターとして反フェミニズムの動きも活発化している。 フェミニズムの反対なので、メニズム(menism)という言い方もあるのだが、筆者の観測範囲では、メンズ・ライツ(男性の権利)運動、あるいはメンズ・ライツ・アクティヴィズムの略でMRAと呼ばれることが多いようだ。 議論は主にインターネット上の

    女性とも社会とも断絶する、米国のダークな非モテ「ミグタウ」の絶望(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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    rydot 2018/12/08
  • 「研究費をばらまけ」と言ってはいけない本当の理由(近藤 滋) | ブルーバックス | 講談社(1/3)

    発の論文の数が減少し、日の大学の研究レベルが国際的に落ちているという、衝撃的なデータが公開されました。日の基礎科学の危機が叫ばれています。 何とかしなければいけない、と、SNSで盛んに警鐘を鳴らしている研究者もいらっしゃいます。 特に最近は、政府主導の「選択と集中」に対して反対する意見が述べられることが多いです。 その主なものが、タイトルに挙げた、「研究費はばらまきがよい」という意見。他にも、「研究者が好きなことをできる環境を」「役に立たない研究に価値がある」などなど。 だが、どんなに警鐘を鳴らして(鳴らしたつもりになって)も、政府も一般社会も反応する気配はありません。 たまに、ノーベル賞学者が同じコメントを発し、マスコミがそれを取り上げると、研究者は「そうだ! その通りだ!」と反応します。ですが、マスコミの取り上げ方自体が、どうもおざなりな感じで、何も変化が起きる気がしません。

    「研究費をばらまけ」と言ってはいけない本当の理由(近藤 滋) | ブルーバックス | 講談社(1/3)
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    rydot 2018/10/21
  • テレビはいつまで「勉強のできる優等生」をバカにし続けるのか(前川 ヤスタカ) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    勉強させられてかわいそう? 毎年2月は受験のシーズン。中学受験、高校受験、大学受験と多くの少年少女が、勉学に励み、その成果を試しています。 今年もまた多くの受験生が真剣勝負に挑んでいますが、近時、世間的に大きな話題となったのは女優・芦田愛菜の名門中学合格の件でしょう。 やれ偏差値70だ、やれ芸能活動禁止でどうする? と、かまびすしく騒がれていましたが、マスメディアの反応は、女優業と学業を高いレベルで両立した彼女への賞賛の声が比較的多かったように思います。 しかし、その受験のために「一日最高12時間勉強した」ということに対しては、やや「可哀想」ともとれるような声がいくつかあったのが気になりました。 すでに女優で確固たる実績を残しているということもあって(フリップをめくるたびに「くあー」「うあー」と叫んでいた宮根誠司をのぞいて)テレビなどではその勉強習慣をdisるトーンは控えめでしたが、一部ネ

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  • 「ゆとり世代」学力低下はウソだった~大人たちの根拠なき差別に「ノー」を!(後藤 和智) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    文/後藤和智(同人サークル「後藤和智事務所OffLine」代表) 「ゆとり世代」とは誰か 4月、年度が替わり、大学や専門学校、高校などを卒業した多くの若い世代が、会社などの組織の中に「新人」として入ってきました。さて、いまの若い世代を象徴する言葉として、「ゆとり世代」というのがあります。そして、この言葉は、大概ネガティブなニュアンスで使われます。 2004年には、既に『週刊現代』(2004年7月10日号)が「今年の新入社員は”ゆとり教育バカ”で~す」という記事を掲載し、客観的な根拠なく《近年の新入社員、ことに今年の新入社員は、確実に出来が悪いはずなのである》(p.244)と書いています。 この手の記事が頻出するのは2007~2009年頃で、「「最近の新入社員は~」で済まない変化が起きている」(「「ゆとり社員」で職場崩壊」『AERA』2008年5月19日号、要旨)、「いつの時代も若者は「新し

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    rydot 2016/09/18
  • ニヒル化する日本の「若者論」〜グローバルとローカルの両極で進む、あやうい兆候(後藤 和智) @gendai_biz

    ニヒル化する日の「若者論」 〜グローバルとローカルの両極で進む、あやうい兆候 ニート、ロスジェネ、そして現在… 文/後藤和智(同人サークル「後藤和智事務所OffLine」代表) 若者はまだ気出していないだけ? 2000年代初頭から現在にかけて、若い世代をめぐって様々な概念が、行政やマスコミ、そしてインターネットの住民などによって生み出されてきました。 それらの中には、短期間で消えてしまったものもあれば、前回取り上げた「ゆとり世代」などといった具合にほぼ差別語として定着してしまった感のあるものもあります。そして今なお用いられている言葉に「ニート」があります。 そもそも「ニート」(NEET:Not in Education, Employment and Training)という言葉はイギリスで生まれたものであり、対象とされる年齢層も狭く、また社会的排除などの広範な社会問題と絡めて論じられ

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    rydot 2016/09/18
  • 参院選で露呈した「若者に無責任な政治」のリアル(後藤 和智) @gendai_biz

    文/後藤和智(同人サークル「後藤和智事務所OffLine」代表) 若者たちの「政治の季節」 2016年7月に行われた参議院議員選挙から、選挙権を持つ年齢が18歳に引き下げられました。それと前後してか、若い世代において「政治的」な運動が広がりました。 最も有名なのは、大学生(当時)の奥田愛基らが創設した団体「SEALDs」でしょう。同団体は、2015年に安全保障関連法案に反対する目的で結成され、国会前のデモにも顔を出してきました。2016年の参院選においても活躍し、同年8月15日に解散しました。 SEALDsは、左派の運動界隈にも、ネット上においても、いまどき珍しい「政治的な主張をする若者」として、過剰と言える絶賛や批判に晒されてきました。左派においては、彼らを若い世代による新しい運動の旗手として持ち上げ、出版業界も関連書を多数出してきました。 思想家や知識人の中にも、彼らを礼讃する向きがあ

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    rydot 2016/09/18
  • 世界の貧困を終わらせるために、私たちができること〜ウェブ時代の「倫理的な生き方」とは?(池田 純一) @gendai_biz

    世界の貧困を終わらせるために、私たちができること〜ウェブ時代の「倫理的な生き方」とは? シリコンバレーで大注目 TEXT 池田純一 ウェブ時代の新たな慈善事業 現在、世界最大のフィランソロピスト(慈善事業家)といえば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツだろう。 彼が2000年に設立したBill & Melinda Gates Foundation(ゲイツ財団)は、地球上における貧困の撲滅や最貧国の人びとの健康の確保などをミッションに掲げ活動している。 エンダウメント(基金)の規模は443億ドル(2014年12月)に達しているが、これにはゲイツの寄付だけでなく、オマハの賢人たる投資家ウォーレン・バフェットの巨額の寄付も含まれる。 しかし、ゲイツ財団が誇るのは基金の巨大さだけではない。マイクロソフトを創業し世界随一の企業にまで成長させたゲイツの経営の才覚が、財団の運営に生かされている。 ともす

    世界の貧困を終わらせるために、私たちができること〜ウェブ時代の「倫理的な生き方」とは?(池田 純一) @gendai_biz
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    rydot 2016/09/18
  • 知っておきたい 人間を惑わす「4つの思い込み」〜「知は力なり」とはこういうことだ!(瀧本 哲史) @gendai_biz

    知っておきたい 人間を惑わす「4つの思い込み」〜「知は力なり」とはこういうことだ! 大人も受けたい瀧哲史の感動講義2 【大人も受けたい瀧哲史の感動講義:前回のあらすじ】かのニュートンは中学時代、落ちこぼれていた。そして「微積分学」や「万有引力の法則」など、人類史をひっくり返すような研究の大半は、なんと田舎町での「たったひとりの1年半」のあいだに成し遂げられたのだ……。(→前回はこちら http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49003) 最大のキーワード「知は力なり」 ニュートンのことはなんとなくわかりました。それでもまだ、疑問は残ります。 いったいなぜ、ニュートンは古典的な哲学から、数学という「あたらしい真理」へと方針転換をしたのでしょうか? 哲学が嫌いだったわけでもなく、昔の哲学者のことも心の友だと思っていたのに、不思議ですよね? ここで登場するのが

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  • 「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら、こう答えよ(瀧本 哲史) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

    なぜ勉強はつまらないか? みなさんはじめまして。瀧哲史です。 ぼくはふだん、京都大学で日の将来を担う大学生たちに、あたらしい時代を生き抜くための考え方について講義しています。今日の講義は、その14歳バージョン。語り口はやさしくても、中身は超格派です。大学生はもちろんのこと、大人たちでさえ知らないような「未来をつくる5つの法則」をお話ししていきます。 きっと大人たちは、みなさんのことをうらやましく思うでしょう。人生を変え、世界を変えるようなトップシークレットに、その若さで触れられるのですから。 そこで最初に質問をさせてください。 みなさん、勉強は好きですか? 毎日の授業や宿題が楽しくてたまらない、という人はどれくらいいますか? むしろみなさんは、こんな疑問を抱えているのではないでしょうか。 「どうして勉強しなくちゃいけないんだろう?」 「なんで学校に行かないといけないんだろう?」 「理

    「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら、こう答えよ(瀧本 哲史) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)