小さい簡単なシステムでも、工夫次第で追っ手から逃れることができるという良い例が目の前にある。 とりあえず、手法として取り入れやすいものをあげておこう。 ドキュメントは残さない 基本です。手がかりを与えてはいけません。 ドキュメントにうそを混ぜる 契約上ドキュメントを作らざるを得ない場合、実際とは違う記述を織り交ぜておきましょう。その場合でも、全体像がわかるようなドキュメントは書かないこと。 単純な処理でもテンプレートメソッドパターンなどを使って複数のクラスに分散させる 複数のクラスを見る必要があるため見通しがわるくなり追っ手から逃げやすくなる。さらに、一部の変更がどこに影響があるかわかりにくくなるため、変更も行いにくくするという効果がある。 ちょっとした処理は15行ルールの名の下、メソッドを分割する このとき別のクラスにメソッドを置くようにすると、さらに効果的。上から下に順に読めばいいよう