それでは、英語能力を実用レベルにまで伸ばすためには、具体的にどれくらいの学習時間が必要なのであろうか。アメリカ国務省の付属機関で、外国語研修を行っている Foreign Service Institute(以下 FSI と省略)という組織がある。この FSI が1973 年に発表した外国語の研修成果と、それに要した研修時間に関する資料は、日本人が英語学習に必要な学習時間を推定するためにきわめて示唆に富む事実を提供している。 FSI はアメリカ人の国務省研修生に教える外国語を、その難易度によって4つのグループに分類している。 第1グループはフランス語、ドイツ語、スペイン語などで、英語と言語系統が最も近いので、英語国民であるアメリカ人にとっては最もやさしい言語である。 第2グループはこれよりも言語系統が異なった言語、つまりアメリカ人にとて第1グループより難しい言語で、ギリシャ語、ヒンズー語、イ
日本人が英語が出来ない、というのは、実は世界中でネタにされている、ということが意外と知られていないらしい。 ということが、おとといTwitterで英語ネタで盛り上がったときにわかった。 英語がちょっと出来るだけで、海外で、 「日本人でこんなに英語で話せる人、初めて見ました」 「日本人にしては英語すごい上手ですね」 と驚かれるひとは世の中には多い、ということで経験談が色々Twitterでシェアされた。 私もそうだ。 私、渡米前はTOEFL8回受けても、Speaking22点が最高点でしたから、正直大したことは無い。 押し出しの強い性格だからイイタイコトはちゃんと言えるけど、別に超ぺらぺらなわけではない。 しかし、その(程度の)英語力のせいで、海外で日本人だと思われたことはほとんど無い。 で、日本人だ、というと、「えー、でも移民でしょ?」とか言われる。 アメリカ人が聞けば、訛りがあるので長くア
イデアルITスクールというところで、1時間ほど話をしてきました。 プログラマとしてやっていくために大事なことというテーマ。 資料を作らずに、というか構想すら練らずにやってしまったので、ここで整理とまとめと補足を。実際にこれをしゃべったというのではなくて、だいたいこんなことをしゃべろうとしてたという内容をかなり盛って書いてます。 当然ですが、プログラマの仕事はプログラムを書くことです*1。 プログラマとしてやっていくためには、どこで動くプログラムを書くか、なにをするプログラムを書くかということを意識することが大事です。 ということで、まずはプログラムが動くところがどう変わったかという話。 1970年代ころは、デバイスを動かすためのプログラムが多かったのではないかと。 あと、ここには書いてないけど、業務アプリはほぼメインフレームで動いてたと思います。 それが、1980年代くらいからパソコンが出
システムエンジニア 生き残りの極意 もうかれこれ10日以上も燃え続けている山火事のようなコチラのコラム http://el.jibun.atmarkit.co.jp/minagawa/2010/04/post-ebc4.html 記事の内容が意味不明なのも問題なんですが、せっかく自分が35年定年説を余裕で乗り越えて生き延びている一流SEと思ってのんびり楽しく暮らしているお年寄りをみんなでよってたかって叩くのもいかがなものか、と思ったりします。 とはいえ自分に利害関係がある範囲にこんなキャラが出現したら全力で叩くか、自分が辞めるかすると思いますが… このコラム全体のタイトルが 「システムエンジニア 生き残りの極意」 個別の記事の内容はともかく、過酷な状況に置かれることもままあるシステムエンジニアがどうやって生き残っていくか、は大事な問題だと思うので、思うところを書いてみたいと思います。 (そ
オブジェクト指向は継承、ポリモーフィズム、カプセル化をしっかり理解出来ればそれほど難しくなかった。 それと手続きの流れで処理を書くのではなく、オブジェクトとオブジェクトとの関係性という概念を理解出来たことが大きい。 結局何が壁になっていたのかというと、オブジェクト指向言語であるC#の機能をちゃんと理解していなかったこと、ポリモーフィズムと抽象クラス、インターフェースの概念が曖昧になっていたことだったと思う。 それらをきちんと理解した上で、今まで作ったプログラムを自分なりに考えてオブジェクト指向で作り直したら 面白いように理解できた。 久々にプログラムで感動した。ポリモーフィズムってすごいって。 ただ、オブジェクト指向は設計が本当に難しいと感じた。 うまく設計しないと全くオブジェクト指向の意味を成さなくなる。 それでデザインパターンについて勉強し始めたのだけど。 それはちょっと中断、 いきな
知識を持っていることは偉くない 例えばあなたがあなただけしか知らない知識を持っているとして、それを自分の"武器"だと思っていたとします。その知識は様々な人が必要としているので、はじめのうちは皆あなたに感心を持ち、あなたのそばに寄ってくることでしょう。あなたもきっと気持ちいいことと思います。 しかしそれはいつまでも続きません。固定化された知識に縛られたままではいつかその知識も陳腐化し、世の中から見放されてしまうのです。古くて重くて錆びた鎧や武器ではもう闘えないのです。 重要なのは知識を循環させること それでは何がいけなかったのでしょうか。先ほどの例ではある知識・ある技術に固着しすぎた結果、より新しい技術の習得の機会を逃してしまっていたと考えることができます。世の中は循環しています。様々なものが生まれては消え、また生まれてを繰り返しています。技術も例外ではありません。今日、得た知識はもう明日に
技術書の読み方を考えつつ、『ドメイン駆動設計』を位置づける。 はじめに 〜1冊目の本〜 あなたは技術書をどのくらい読んでいるでしょうか?多い人は月何冊も読んでいるでしょうし、もう何年も読んでいないという人もいるでしょう*1。あるいは、「買っているけど読んでいない」ということもあるかもしれませんね。私にも積んでしまっている本があります。 技術書はすでにかなりの数が出版されており、その数は増え続けています。経験を積んだ方であれば、「自分にとって必要な本を見抜く眼」を持っているものですが、これから学ぼうとする方にとっては、読んだ方がよさそうな本の数も値段も絶望的かもしれません。このエントリの目的の1つに、『ドメイン駆動設計』の紹介があることは否定しませんが、それ以上に、「技術書の読み方」について考えてみたいと思います。 仕事としてプログラミングに携わる人であれば、「退職するまでに1冊も読まない人
元記事はこちら。 今春“プロ”グラマーになる人が、あと1週間ですべき7のこと | Act as Professional - hiroki.jp by HIROCASTER シリーズ化? 今春サーバを触っていくのにびくびくしてる人が1週間ですべき7のこと - カイワレの大冒険 今春“組み込み”プロ”グラマーになる人が、あと1週間とはいわないけどこれからやってほしい7のこと - what you see is what you get 元記事はターゲットが広すぎたからか、対象を指定したエントリが書かれている。 私はもう一度、対象を広く戻して、自分なりのエントリとしてまとめてみた。 と、いうのも。 元記事は少なくとも「新卒」が一週間で準備すべきことには当てはまらない。 「新卒プログラマーがこの1年で意識すること(マスターすること)」という趣旨なら十分納得できるのだが。 見出し ・プログラミング
プログラマーになる人がやるべきたった1つのこと。それはクリーンコードを書くことです。 おそらくアジャイルのプラクティスが重要であることは自明で、そこで使われるツールもです。 ただプラクティスやツールやインフラはあくまで「加速装置」です。加速させる車輪が小さくては生産性が大きくはあがりません。 ということで、根源的にクリーンなコードを書けるようにしましょう。 タイトルは釣りです。すいません。 どうすればクリーンコードを書けるようになるのでしょう? それは良いコード、良い書籍を読み、熟考し、自分で書くことです。 その入り口になる例をずらずらとあげていってみます。そしてこれはタイトルの通りJava向けです。かと言ってJava以外の人が読んで損かと言うとそうでもないですが。 ※並び順は特に意識していませんが、ロバートCマーチン、ケントベックの書籍はかなり読みやすい日本語なので最初の方に読むことをお
1.一般的なコーディング規約に目を通し、エレガントなコードを知る エレガントなコードを書くためには、エレガントなコードを知らなければならい。その土台を築いているコーディング規約について、オープンソースではどのようなものが使われているのか理解しておこう。入社する予定の会社が採用している言語については必ず目を通しておこう。 PHP PEAR 標準コーディング規約 symfony CodingStandards Perl perlstyle Ruby クックパッド株式会社のRubyコーディング規準 Matzスタイル NaClで採用している規約 Python PEP 8 そして、あなたの身近にあるオープンソースのコードを実際に読んでみよう。この時点でコードの仕組みや設計が理解できなくても良い。コードがエレガントかどうか?を感じ取って欲しい。こう書いた方が、良いのではないか?など、考えてみよう。
仕事も家庭も世界が舞台! オーストラリア人の夫と3人の子どもと共にロンドンにて世界級ライフスタイルを実践中! 渡辺千賀さんの『海外での仕事に必要な英語のレベル』エントリーの図を見ながら「英語力って実は線じゃなくて面、どころか果てしない立体の塊なんだよなー」と思い出したと同時に、「日本人が”英語力がない”と思っているのは実は他の力のことであって”英語”ではない」と私が常々思っているというお話(なお、この千賀さんのエントリーは「仕事に必要な」と限定しているし、ブログという平面上での表現なので直線なのかも)。 私の日常生活はオンもオフもほぼ英語。 それでも公立中学の義務教育が英語に触れた初めての機会で帰国子女でもなく英語を「外国語」として学習した身で、English native相手に(コンサルという)しゃべるのが仕事みたいな稼業をやっていると落ち込むことは数限りなくあります。 この一生かかって
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