報道写真誌「DAYS JAPAN」の元発行人でフォトジャーナリストの広河隆一氏(76)から性暴力やセクハラを受けたと複数の女性が証言した問題で、同誌の発行元・デイズジャパンは27日、専門家や弁護士らによる検証委員会の報告書をホームページ(HP)上で公表した。立場を利用した性交やセクシャルハラスメント、パワハラなどを認定した。 報告書によると、広河氏の性暴力やセクハラなどは2004年以降、ほぼ全期間で被害者は主に20代女性に集中。性交の強要のほか、抱きしめたり、指をなめるなど身体的な接触、裸の写真の撮影などの被害があったとした。仕事場には大量のアダルトビデオがあったとの証言もあった。 検証委は広河氏への聴取も行ったが、非協力的で性交についても「合意があった」と主張。自由に性交ができるとする「フリーセックス」を訴えたという。 広河氏は中国・天津市生まれ。早大卒業後、パレスチナ難民問題や、チェル