イスラエルは2014年2月より日本と同じような書籍の再販制度を採用したが、どうも失敗に終わりそうな雰囲気になっているらしい(hon.jp)。 再販制度が導入されたのは、電子書籍や書店チェーンによる割引販売などから「出版文化を守る」ためだそうで、新刊の紙書籍に対し刊行から18か月間は定価で販売することを義務付けたという。また、著者への印税率も8%に固定したそうだ。ところが、その結果、書籍出版業界の全体売上が20%ダウンしたという。そのため、関係者らからは再販制度の廃止を求める声が上がっているそうだ。 国内でも電子書籍関係は割引などがあるが、影響は出ているのだろうか。