「推測するな計測せよ」という格言がよく知られています。この格言は(ISUCONに優勝した)Goの作者の一人でもある、 Rob Pike 氏の言葉が元になっています。 ルール1: プログラムがどこで時間を消費することになるか知ることはできない。ボトルネックは驚くべき箇所で起こるものである。したがって、どこがボトルネックなのかをはっきりさせるまでは、推測を行ったり、スピードハックをしてはならない。 ルール2: 計測すべし。計測するまでは速度のための調整をしてはならない。コードの一部が残りを圧倒しないのであれば、なおさらである。 UNIX哲学 on Wikipedia このルールは、推測だけで高速化のための変更をすることを諌めていますが、直接に高速化の効果が無い変更をするなとは言っていません。 正しいデータ構造やアーキテクチャは、それだけでは性能が向上せず、それを利用した改善を入れて初めて効果が