2014 年5 月に、国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に選定された福岡市。特区施策の一つとして、起業を目指す人が気軽に相談したり交流したりできる「スタートアップカフェ」がオープンしたのは今から約1年前、2014年10月のことだ。 これまでも市役所内に創業に関する相談窓口はあったが、カフェを開設後、寄せられる相談の件数は4倍以上に増加したという。福岡市からTSUTAYAが運営を受託している。 多様な相談に「常駐コンシェルジュ」が対応 福岡・天神地区の幹線道路沿いにあり、書店にカフェを併設したスタイルの店舗としては、西日本最大級の規模であるTSUTAYA BOOK STORE TENJIN。ビジネス書や文具を販売している3階フロアの一角にあるのが、スタートアップカフェだ。 約100㎡のスペースに、テーブルやカウンター、ソファーなどを配した落ち着いた空間が広がる。同フロア内にある3万
2024年4月より、スタートアップカフェはFukuoka Growth Next運営委員会事務局の運営に代わります。2024年4月相談分からはこちらのWebサイトで受付を行います。
政府の国家戦略特区の1つである福岡市は、創業特区として日本で最もスタートアップが集まる場所を目指そうと大きく舵取りを行っている。 そのきっかけは、2012年の明星和楽で発表された、高島福岡市長による「スタートアップ都市宣言」だ。ロンドンのTechCityとの提携や、さまざま創業関連の取り組みなどを通じて、福岡市主導でスタートアップ支援を行ってきた。 政府による国家戦略特区の認定は、国として新しいチャレンジを生み出しやすい環境を後押しする流れとなった。国としての創業支援のみならず、創業5年未満の企業の法人税をアジアでも最も低い数字にする提案など、福岡としても特区に関するさまざま提案を行っている。 そうした取り組みを通じてスタートアップエコシステムを構築する大きな一歩として、多種多様な人たちが集い、新しい価値を生みだすプラットフォームとしての「スタートアップカフェ」が、このたび福岡市内にオープ
世界一ビジネスがしやすい環境づくりを目指す「国家戦略特区」に指定された福岡市は8日、創業支援拠点「スタートアップカフェ」の内覧会を開いた=写真=。コーヒーを飲みながら気軽にビジネス書を読んだり、起業家同士の交流を深めたりするほか、起業の相談から人材確保までワンストップで支援する。11日にオープンする。 カフェは同市中央区今泉1の書店「TSUTAYA BOOK STORE TENJIN」の3階に設置。広さは約100平方メートルで、無料Wi―Fi(ワイファイ)や電源、コピー機、プロジェクターなどもそろえた。机に付いたロール紙やホワイトボードにアイデアを書き込みながら議論が進められるようにした。 起業に向けた情報提供や相談に応じるコンシェルジュも常駐。2週間に1度程度、司法書士や税理士、社会保険労務士などの専門家が一堂に集まり、手続き面のアドバイスや代行などの相談にも応じる。 運営は、「TSUT
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