辞書にのってない答えをどう見つけるか──人工知能は悩みを理解できるのか。 グーグルの研究者が書いた対話型の人工知能についての論文がおもしろい。神経対話モデル(Neural Conversational Model)といい、ITヘルプ関連のチャット、映画字幕の会話データベースを参照し、前後の文脈から適切な答えを導くものだ。 キーワード検出型の「人工無能」にも少し似ているが、ただデータベースを参照するだけではなく「前の会話でなんと言ったか」記憶することで、人間のような自然な受け答えを目指している。 論文の中で、哲学的なテーマについて人工知能と会話した結果はこんなものだったという。 ──人生の目的は? より良きことをなすこと。 ──生命の目的は? 永遠に生きること。 ──存在の目的は? わたしたちが地球という惑星に来たとき、何が起きるか発見すること。 ──いまあなたはどこに? 人里離れたところに
国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第166回会合がスイス・ジュネーブで開催され、高速道路での自動操舵を認める国際基準策定を促進するためのガイダンス案で合意した。 WP29は、自動車安全・環境基準の国際調和と認証の相互承認を多国間で審議する唯一の場。WP29では、傘下に「自動運転分科会」を設置して自動運転に関する検討を進めている。同分科会では、日本が英国とともに共同議長を務め、議論を主導している。 自動運転は、完全自動運転から運転支援システムまで広範囲にわたるものの、国際的な定義は存在しない。今回のWP29では、日本が「自動運転の定義に関する検討の進め方」を提案し、その議論が開始された。 様々な高度技術が採用されている自動運転に関しては、「道路交通安全ルール」と「車両の装置等の基準」の双方の面から検討する必要がある。今回、国連の道路交通安全作業部会(WP1)とWP29が合同で議論を
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