この画像を大きなサイズで見る 9月に入り海水浴シーズンも終わったが、クラゲたちの季節はまだ続く。水温が高い10月くらいまでは突如として大量発生する場合があるのでうっかり刺されないように気をつけたい。 ただプカプカ浮いているだけなら癒し系なのだが、クラゲの怖さはその毒性を含んだ触手にある。ここでは触るな危険の5種のクラゲを見てみることにしよう。 クラゲの体は95%が水分でできている。脳がなく口と肛門が一緒になっているというクラゲの究極の武器はその触手である。ほとんどの種には、触手に刺胞細胞と呼ばれるトゲを持つ細胞を持っている。 何らかの刺激を受けると、この細胞の内圧は150気圧にもなり、破裂して刺糸(さしいと、しし)と呼ばれる針を高速で打ちだすのだ。これは自然界で最速の動きであり、なんと弾丸よりも速いのだという。 この武器は小さい魚などの獲物を捕らえるために進化したわけだが、人間が刺されると