福岡市は成長著しいアジアの主要都市に近いということもあって、十数年前から海外に向けた事業展開を行う企業が増えています。主にスマートフォンアプリを開発・運営する株式会社エニセンスもそのひとつ。平成19(2007)年設立、福岡市に本社を置く会社です。創業当初は携帯電話の公式コンテンツプロバイダ事業を展開していましたが、代表取締役の熊谷昭彦氏がかねてから目標にしていた「海外進出」を実現させるため、今年からスマートフォンアプリ事業に専念して事業拡大に乗り出しています。 そんな同社に、平成23(2011)年に入社した村田愛瑠正(むらたあるま)さんは福岡県大牟田市出身の27歳。地元でWEB制作について学んでいた頃、ひょんなことで参加した企業イベントで同社に興味を持ち、入社するに至りました。 今回は、そんな村田さんにお話を伺いました。 ――御社のビジネスについてお聞かせください。 村田 現在、弊社では「