異なる大手ベンチャーキャピタル(VC)で経験を積んだ3人のベンチャーキャピタリストが独立し、新たなVCを立ち上げた。社名はKUSABI(クサビ、東京・中央)で、1号ファンドの運用総額はこのほど100億円に達した。金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックの起業家が近年増えている日本橋茅場町を拠点に、主にIT関連のスタートアップに投資する。元ニッセイ・キャピタルの永井研行氏、元ジャフコの吉田淳
KUSABI 代表パートナーの3人。左から、渡邉佑規氏、吉田淳也氏、永井研行氏。 Image credit: Masaru Ikeda これまで、BRIDGE でもトランスミット、QuickWork、SOLLECTIVE、COSOJI といったスタートアップの資金調達で、リードインベスターとして名前が上がってきた KUSABI だが、このファンドについて取り上げる機会が無かった。これはひとえに、このファンドの〝強さ〟の裏返しだろう。新しいファンドはトラックレコードが少ない分、組成直後の段階から情報を露出する傾向にあるが、KUSABI は2年以上前に運用を開始し、すでに21社に対して、しかも9割以上リードインベスターとして投資を実行済だという。 ニッセイ・キャピタル出身でアクセラレータ「50M」を生み出した永井研行氏、ジャフコ出身で日本版「MIDAS LIST」2位に輝いたこともある吉田淳也
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