はじめまして!弁護士の高田です。AZXブログ初登場となりますので、まずは簡単に自己紹介させていただきます。 AZXに入所する前は主に上場会社をクライアントとするコーポレート業務・M&A業務を行っていました。現在は、AZXでの勤務を通じ、クライアントと共に一からビジネスを作り上げていく楽しさを実感しています。 時間がある日や休日は、ジムに通っており、心身ともに健康になることを目指しています(最近はどちらかというとポケモンのジムに通うことの方が多く、トレーニングジムの方はサボり気味です。。)。 さて、今回は、私が入所以来、複数の案件で携わっているファンド組成手続についてご紹介したいと思います。 「ファンド」に様々な法形式が存在することは池田弁護士のブログでもご紹介したとおりですが、まずは、LPS(投資事業有限責任組合)の形式で有限責任組合員(LP)から出資金を集め、無限責任組合員(GP)がその
最近のベンチャー業界では、以前より、買収(M&A)の案件が増加してきました。上場して資金力をつけたベンチャー企業が、買い手となってくれるケースも多く、やっと日本でもM&Aが本格的にExitとして意識されるようになってきたのではないかと思います。 M&Aが重視されるにしたがい、ベンチャー投資の領域でも、ExitとしてのM&Aが重視され、投資家側がドラッグ・アロング・ライトを要求するケースが増えてきたため、この点について解説したいと思っています。 ドラッグ・アロング・ライト(Drag Along Right)とは、対象会社の買収に関して、一定の要件(例えば、優先株主の総議決権の3分の2以上の承認)を満たした場合、他の株主に対して買収に応じるべきことを請求できる権利です。会社の支配権の移転という「買収」を強制する権利であるため、ある意味とても強力な権利です。「強制売却権」「売却請求権」「売渡請求
AZXは、ベンチャービジネスに対する強力な支援の一環として、皆様に有益と思われる基本的な書式/雛型を、本サイトにて公開しております。随時充実を図っていく予定ですので、是非ご活用下さい。 ※雛型については以下の事項をご了承の上ご利用いただけますようお願いいたします。 自己又は自社内でのビジネスのための利用に限り、複製及び改変を認めます。それ以外の利用及び第三者への転送を禁止します。 雛型についてAZXはいかなる保証もおこなわず、雛型の利用に関しAZXは一切の責任を負いません。雛型の内容に関する質問は受け付けておりません。 雛型に関する著作権その他の一切の権利はAZXに帰属しており、雛型の利用の許諾はかかる権利の移転を意味するものではありません。 雛型は法改正等に基づき改訂する場合があるため、利用の際にダウンロードすることで常に最新のものをご利用下さい。 法律、税務、会計、特許、労務に関するサ
ベンチャーキャピタルがファンドを組成する場合、日本では民法又は投資事業有限責任組合法に基づいて組合契約を締結するのが一般的です。 組合契約の設計にあたっては、民法又は投資事業有限責任組合法及び金融商品取引法に適合するように留意することはもちろんのこと、複雑な成功報酬規定や分配規定を定める場合には、矛盾点がないか、想定外のケースはないかなどについて慎重に確認する必要があります。また、GPの裁量権の確保とLPの同意権等による関与の度合いについて、どのように調整するかのバランスを考えるとともに、GPとファンドとの取引の可能性やGPが複数ファンドを運営している場合の投資の方針等の利益相反関係についても考慮しながら設計する必要があります。 ファンドの組成にあたっては、第二種金融商品取引業の登録を行っていないケースでは、適格機関投資家等特例業務の届出を行い、当該特例要件を満たす必要があり、ファンドのス
AZX総合法律事務所はベンチャー企業のサポートを専門としているのですが、ベンチャー企業が初めて私達のところに相談に来る時期は様々です。設立前から来ることもあれば、IPOがかなり近くなった時期になって相談に来ることもあります。 ベンチャー企業のサポートをするにあたっては色々な問題がありますが、困るのは私達の元に相談に来る前に色々とやらかしてしまっているケースです。事後的に手当をできることもあるのですが、取り返しがつかないようなポカをやらかしてしまっているケースもあります。 そこで、今回は、そのような事態に陥らないようにするために、ベンチャー企業がよくやらかしてしまいがちな失敗を思いつくままに書いてみたいと思います。 ① 設立時の発行株式数が少なすぎる 設立した瞬間は株主が少数なので、100株だけ発行しておきゃいいじゃん!といったケースをよく見かけます。しかしよく考えて下さい。ベンチャー企業は
AZX(エイジックス)は、ベンチャー・ビジネスその他あらゆる企業に 法務、特許、税務、会計、労務、その他の専門サービスをワン・ストップで提供するプロフェッショナル・グループです。
突然ですが、皆さんは出会い系サイトを使ったことはありますか?大多数の男性は共感してくれると思うのですが、僕は、大学時代は一時期とっても彼女が欲しかったので、出会い系サイトの利用を検討したことがあります…ただ、どうしてもサクラに騙されるという印象が拭えなかったので、臆病にも(?)利用はしませんでした。最近は、実名SNSと連携するような出会い系もあり、かなり実用度が上がってきているという話も聞くので、今どきの大学生が羨ましい限りです… さて、僕の悲しい大学時代の話はこれくらいにして、今回は、「これって出会い系?」というタイトルで、ネット系のビジネスにおける、出会い系モデルについて解説します(出会い系モデルって書くと、サクラの女の子みたいな印象を受けますね。)。 ◆出会い系とは? よくネット系のビジネスモデルについて、「これって出会い系だと言われたのですが、そうなのでしょうか?」「出会い系だとま
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