毎年3月に米国テキサス州オースティンで開催されるSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)。Interactive(IT、デジタル関連)、Film(映画)、Music(音楽)の3本柱で構成され、10日間で数万人を集める巨大イベントです。今回初めてSXSW Interactiveに参加したフリーライターの公文紫都が、同イベントのレポートならびにビジネスとしての可能性を考察。前編では、SXSWの概要や期間中の街の様子についてお伝えします。 SXSWが注目される理由 はじめまして、ニューヨーク在住のフリーライター公文紫都です。今回初めて参加したSXSWについて、写真を交えて、振り返っていきたいと思います。 2015年のSXSWは、3月13日(金)〜3月22日(日)の期間に開催されました。私が参加したInteractiveは、13日〜17日まで(*トレードショーは18日まで行われたようです)。In
Forget CES, SXSW now plays host to the coolest tech party on Earth. The annual music, film, and interactive festival puts the spotlight on the industry’s most “cutting-edge technologies and digital creativity,” giving millennials a closer look at what the present and future hold for us. Flying cars, live-streaming apps, and weed vending machines—we’re living in trippy times. Check out the coolest
日本勢の活躍 SXSWのトレードショウには、この数年日本のベンチャーが頑張って出展している。今年は大企業も合わせて15社が出展し、気を吐いた。 東大発のベンチャーAgICは普通のプリンターで紙の上にプリント基板が作成でき、来場者の関心を強く引いていた。科学技術の振興という意味で、セグウェイ等の発明で有名なディーン・カーメン主催の「FIRST」と同様に役立つ。 通常、基盤を作るだけでも数時間またはオーダーして数日間以上かかるものを2分程度で作成可能だ。プロトタイピングやエデュケーションでの活用がターゲットになる。また、ペン型の基板形成マーカーも紹介しており、手軽に基板を作ることができる(こちらを参照)。 SXSW2014トレードショウでは、日本のパワードスーツ(外骨格型)の搭乗型ロボットが大変な人気を呼んだ。沖縄高専のメンバーからなるスケルトニクスで、彼らはロボコンでの優勝をきっかけに搭乗型
[読了時間:2分] 繰り返しになるが、SXSWはIT・音楽・映画の祭典である。今年SXSWに挑戦した日本企業には音楽系のサービスが多く見られ、当然ながら来場者の関心を集めていた。読者には既知・未知のサービスもあるが、ここでまとめて紹介する。 英語版をローンチし、世界展開へーPicotube VettelのPicotube。サービスの詳細については、既にTechWaveでも取り上げている通りだ。今回、SXSWに合わせ英語版をローンチしてきた。また、SXSW用のPOD(Picotube内で音楽を視聴するための部屋)を設けている。 turntable.fmと比較されることの多いPicotubeだが、米国以外で使えない前者に対し、Picotubeは全世界で利用可能だ。また、音声でなくYouTubeを使う点も特徴。映像であることの分かりやすさは、こちらの来場者にも好評だそうだ。 代表の山下英孝氏は、
テキサス州オースティンで開催のSouth by Southwest(SXSW)を、その参加者たちの顔ぶれで親しまれているイベントとして考えてみよう。SXSWは映画、音楽、インタラクティブメディアのカンファレンスが混ざり合ったようなものだが、その上に大量のアルコールとバーベキューソースがかけられて、魅力的で優雅な1週間のフェスティバルという箱に手際よく詰め込まれている。それは、他に類を見ないコンピュータ好きの集いだ。 しかし、SXSWは、単なる予定どおりのパーティーやパネルディスカッション、カンファレンスセッションを超えたものであり、ここ数年は特にモバイルアプリの分野で、新興企業の成功へのきっかけとなる可能性を秘めたイベントと見なされている。広く話題になったSXSW 2007でのTwitterのローンチ、そして規模が劣るとはいえ、2009年にGowallaとfoursquareがTwitte
井口尊仁 TechWave塾での講演時、この夏多くのスタートアップの若手起業家達が米シリコンバレーへ進出した事をどう思われますか?というご質問を頂いた。米国の実情も知らずに、米国でいきなり起業してファイナンスを獲得しようというアクティブな行動に対しての批判・批評も多いし、一方でそういった意欲溢れる若者達の行動を褒めそやす声も多々存在する。「シリコンバレーに出掛ける無謀や暴挙」は全く無意味無価値なのか?と言うと、僕は決してそう思わない。そもそも最初シリコンバレーのスタートアップ登竜門TechCrunch 50に出場したのは全くの無謀だったし、正直暴挙と言う他無かった。 湯川さんから「頓智って突然彗星のごとく登場しましたね。ステルスだったのですか?」と聞かれたのだが、ステルスとはデビュー時の衝撃度を高めるために製品発表までは一切情報を出さないマーケティング戦略のことである。シリコンバレーでスタ
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