生まれたばかりの子どもを抱くニシローランドゴリラ(2017年5月12日撮影、資料写真)。(c)DOUGLAS MAGNO / AFP 【7月11日 AFP】ゴリラは古くからの友人グループや血縁集団といった人間に著しく似た方法で社会的絆を形成しているとの研究結果が10日、英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」で発表された。人間がどのように社会的行動を進化させたかということを解明する手掛かりを提供する可能性があるという。 ゴリラは野生では1日の大半を密林で過ごしており、行動を科学的に調査するのが難しい。だが、支配的な雄1頭と複数の雌、子で構成される小規模な家族を形成することは知られている。 今回、ニシローランドゴリラ数百頭の社会的交流を長年観察し収集したデータを分析した結果、ゴリラがこれまで考えられていたよりもはるかに社会的に複
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