毎年この時期になると、ちょっと楽しみにしているのが、この畦道に咲くヤブカンゾウ(藪萱草)を撮ること。 まわりたくさん咲いているわけでなく、咲いているのはこの畦道だけ。 明るい緑色の水田に点々と咲いたオレンジ色が映える。昔の日本の夏の光景ってこんな感じだったのかな?と思ってしまう。 ちょっとぐしゃぐしゃにも見える八重咲の花、ヤブカンゾウ(藪萱草)、ユリ科。 別名、ワスレグサ(忘れ草)とも呼ばれ、古くは万葉集にも詠まれている名門の花。嫌なことや忘れたいことを忘れさせてくれる花なんだそうだ。 この花は八重咲花だけど、これで一重咲なのがノカンゾウ(野萱草)。 このヤブカンゾウやキスゲの仲間は1日限りの花、デイリリー(Daylily)とも呼ばれるが、実際には2,3日の間咲くようだ。 良く見るとそんなにきれいに群生しているわけではないし、近くを車も通る(笑) いつもこの畦道だけ草刈りが後回しに