民間団体の「卒業生」30匹 保健所から引き取った猫に予防接種などを施し、新たな飼い主を探す活動をしている民間の団体「東京キャットガーディアン」(山本葉子代表)が、豊島区南大塚で猫たちの写真展を開いている。 展示している写真は、同団体が仲介して新しい飼い主が見つかった「卒業生」の子猫たち約30匹。写真家の安孫子卓郎さんが撮影した作品で、ソファでくつろいだりカメラの方向を見つめたりと、愛らしい姿が並んでいる。 同団体は2008年4月に活動を始め、これまでに都内と埼玉、神奈川両県の保健所から約600匹の猫を預かった上で、寄生虫駆除や不妊治療などを実施。うち約450匹を新しい飼い主に引き渡してきた。 今回の写真展「東京キャットガーディアンの猫たち」は、同団体が運営する三つの「シェルター」の一つで開かれている。一部の猫が室内で放され、誰でも気軽に触れ合うことができる。山本代表は「写真と元気な猫を見る