日本を代表するセッション・ギタリストの松原正樹がソロ・デビューから35周年の区切りを迎えて、東京の六本木STB139でアニバーサリー・ライブを行ったのは2013年11月21日だった。 それを収録したアルバム『松原正樹/35th Anniversary Live』は、翌年にCD化された。 長いキャリアの軌跡をたどったそライブで圧巻だったのが、それまでレコーディングに携わってきたヒット曲による「松原WORKSメドレー」だった。 70年代から80年代にかけて発展していった音楽シーンに欠かせないギタリストとして、多方面に影響を与えてきた名フレーズを聴くことができる。 「愚か者」(近藤真彦)~「北ウィング」(中森明菜)~「カナダからの手紙」(平尾昌晃 畑中葉子)~「中央フリーウェイ」(荒井由実)~「渚のバルコニー」(松田聖子)~「長い夜」(松山千春)~「微笑がえし」(キャンディーズ)~「六本木純情派