twitterやfacebook、ブログに載せたメッセージに対するリアクションをみていると、感じる。たとえば広告制作の書き込みでも、楽しげで、かつイメージがすでに持てる「アフリカ・いのちの輝き」には反応があるいっぽうで、「ヨコハマbデイ2011」のようなイベントタイトルの意味や「生物多様性」といったそのテーマが難解だったり不明瞭だったりすると、スルーされている。広告制作の観点からいえば、ターゲットが感じてしまう「難しそうだ」「ちゃんと読まないとわからないからめんどくさいな」といった印象を乗り越える広告をつくることが必須になるのは、当然の話。 でも、解せない。 経済でも学力でも世界ランクからずり落ちている日本人たちは、最後の悪あがきのように「識字率の高い日本」と語る。世界では、字の読み書きができないがゆえに、正しい情報と分析、思考、想像、創造ができず、その障壁を乗り越えようとしている国が多数