コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
東京・虎ノ門ヒルズの目の前に、すし屋をリノベーションした不思議なバーがある。「しごとバー」と呼ばれるこのお店は、前編で紹介した日本仕事百貨を手掛けるナカムラケンタ氏の別の顔だ。1階がバー、2階がオフィスというつくりになっている。 仕事バーのスケジュールを見てみると、「ソーシャルビジネス」「靴磨き」「かごしま」という言葉が並ぶ。これはその日に立つバーテンダーの経歴を単純化したもので、客は興味のある分野の日に足を運べば、そのテーマの会話が楽しめる。 バーテンダーはプロではなく、日によって変わるということだ。 いつでも誰でもフレンドリー どのバーテンダーがカウンターに立っても変わらないのは、すべてのお客を温かく迎える姿勢。ここに集う人たちは会話を求めてやってくることがほとんどで、来るもの拒まず、去るもの追わず、という場の空気ができあがっている。 会話の内容は、「仕事の悩みを相談したい」、「転職、
「生きるように働く」 求人サイト、日本仕事百貨のコンセプトだ。しかし、求人サイトだと思ってホームページを見てみるとすぐに異変に気がつくだろう。通常の求人サイトには必ずある「検索機能」がないからだ。このサイトでは、自分の望む職種、給与、勤務地といった項目から求人を絞り込むことはできない。 代わりにあるのは、一見変わったカテゴリー。たとえば、「モノ作る売る」「世界をよりよく」「旅と宿」。そこをクリックしてはじめて企業の記事タイトル一覧が出てくる。しかし、そこから企業のページに入っても職種、給与、勤務地にはまだたどり着けない。立ちはだかるのは、4000に及ぶ文字と飾り気のない写真。この記事を読んで、ようやく募集要項が現れる。 給与で入社する人は、給与を理由に辞める このサイトを立ち上げたのはシゴトヒトを立ち上げたナカムラケンタ氏。大学を卒業後、不動産会社に勤め、2008年に独立した。 「高い給与
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
消費増税に伴う全国規模の運賃改定や東京駅開業100周年など、さまざまなイベントがあった2014年の鉄道業界。2015年もさまざまな出来事が起こりそうだ。 その中でも最大のトピックは、3月14日の北陸新幹線・長野―金沢間の開業である。 2011年の九州新幹線・博多―新八代間、名古屋地下鉄桜通線・野並―徳重間の開業を最後に、130年にわたって続いていた鉄道路線の新規開業は途絶えてしまった。その後は2014年にJR岩泉線や江差線が廃止され、日本の鉄道路線網は縮小に転じていた。北陸新幹線の延伸開業は4年ぶりの新規開業路線なのである。 北陸新幹線開業により、東京―金沢間は最短で2時間28分で結ばれる。金沢や富山など、北陸の沿線各都市は首都圏からの集客増を期待しているが、それだけではない。 沿線駅の発展に高まる期待 長野新幹線の開業後、佐久平駅を擁する佐久市の人口が大きく増加した成功例にならい、上越妙
トヨタ自動車の下請け企業は全国に約3万社。円安の恩恵もどこ吹く風で日々これカイゼンに励む、というストイックな印象をお持ちの方も多いだろう。だが今、そのクルマづくりの技術と情熱を「カクテルシェーカー」づくりに振り向けている下請け企業がある。酒好きの道楽? などとあなどるなかれ。目標は本気の世界進出、新しい「ジャパン・ブランド」の創出なのである。 そのカクテルシェーカーのブランドは「BIRDY.(バーディー)」。ゴルフのバーディーにかけ、パーより一段上を、という意味が込められている。この10月、経済産業省の「JAPANブランドプロデュース支援事業」の一つに採択された。すでにイギリスの超老舗ホテル「ザ・サボイ」のヘッドバーテンダー、エリック・ロレンツが認めるコラボレーション商品も誕生。イギリス、ドイツ、ギリシャなどカクテルの本場ヨーロッパに乗り込み、さらにロシアやオーストラリアにも販路を広げよう
選挙の演説で安倍晋三首相から思いがけない企業名が出てきた。アップルが最先端の研究開発を日本で行う、と発言したのだ。菅義偉官房長官も、みなとみらい地区に2015年早々、設置されるとの発言をした。 アップルも、横浜への研究開発拠点の設置についてコメントしている。このニュースは、時事通信やロイターを通じて、米国のメディアにも一気に広がった。 アップルは莫大な手元のキャッシュを活用し、自社株買い、企業買収、そして研究開発への投資を進めている。今回日本への設置が明らかになったが、世界中に研究開発拠点の設置を急いでいる最中だ。 例えば11月には、イギリス・ケンブリッジへの設置が報じられ、上海、イスラエルの2拠点に加わっている。また米国内でも、各州の誘致などで研究開発拠点の設置が進んでいる。 アップルは四半期ごとに、16億8000万ドル、およそ2000億円を研究開発に投じており、年間を通じて60億ドル、
──第一線の銀行アナリストを辞めたのは42歳という若さでした。 自分の役割は終わったと思ったんですね。ゴールドマン・サックスのパートナーを辞めた2007年ごろには、ほとんど自分の提示した形で不良債権問題の最終処理、担保不動産の処分が進んだ。邦銀も2~4行あれば十分と主張して結局主要3行になり、多くの問題にメドがついた。 自分は経済全体から見た金融システムの構造問題を分析するスタンスなので、「EPS(1株当たり利益)は何円か」などに興味がない。自分が得意とする分析はもう必要とされないと思いました。引退後は茶道をしたり京町家を買って修復したり、2年ほど自由にしていました。 そこへたまたま、別荘が隣同士という縁で小西美術の経営を見てくれという話が来て、フタを開けたらこれは大変だと。文化財保護の職人を尊重しているようで、現実には潰している世界であること知りました。 小西美術は漆塗りの老舗ですが、業
ニューヨーク、ロンドン、パリ……、欧米を代表する都市と並び、世界的な都市の一つにランキングされている日本の首都、東京。少子高齢化、人口減少といった局面を迎えている中、実は今、この東京で注目すべき現象が起きている。これまで郊外に住居を求めていた人々が、都心部に大きな関心を寄せているのだ。実際、都心部に供給されるマンションは完売が続出し、不動産市場はリーマンショック後から一転して、今活況を迎えている。オフィス、交通インフラ、病院、商業施設、カルチャーといった都市の装置も一層都心部に集まっている。マンション開発が進む都心部では、「今のうちに住むところを決めなければ、良い物件は確保できない」という声も上がる。なぜ今、こうした現象が起きているのか。そして、注目すべき街、目指すべき街のかたちとは何か。都市問題に詳しい社会デザイン研究家、三浦展カルチャースタディーズ研究所代表に聞いた。 共働き夫婦は都心
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
猿田彦珈琲は恵比寿にある、わずか8.7坪のスペシャルティコーヒー専門店だ。「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げて2011年6月にオープンしてから3年半、いつもたくさんの客でにぎわい、時には行列もできる人気店である。とはいえ、手作り感溢れるアットホームな雰囲気のお店で、決して全国的な有名店ではなかった。 だから今年、2014年の春、この店の常連客はテレビを見て「あっ!」と驚きの声をあげた。猿田彦珈琲の店主・大塚朝之が、4月にリニューアルされた大手飲料メーカーの缶コーヒーの監修を行い、さらにはバリスタとしてテレビCMにも登場したからである。大塚は近年流行のサードウェーブコーヒーの先駆者として業界でも一目置かれる存在になっており、それが抜擢の理由だった。 しかし、一躍、全国的に名が知れ渡った大塚も、8年前まではコーヒーにこだわりのない普通の若者だったという。客として大手コーヒー
後編: ドワンゴ川上会長、「炎上は放置、謝らない」 山田: いきなりの質問なのですが、こういうものを紙の書籍としてまとめることの意義をどのように考えていますか。すべてインターネットでやってもいいように思えます。 川上: 僕自身も含めてですが、現代人は本になっているかどうかで、信用度を判断する感覚を持っています。ネットにあるものは変わっていくものだし、いつもあるとは限らない。それに対して書籍というものは、ある知識が、ある時点で、ある完成品の形として固定されるわけです。そういうものに対して敬意を払うという習性を人間が持っているということは、人間社会をある知識体系を構築する情報システムとして考えた場合、重要なことです。知識のハブとなっている部分を書籍化するという行為は、まだまだ役割を持っていると思います。 山田: そう考えると、これがしっかり売れていくことが重要ですね。情報のアンカーとして紙の書
音楽共有サービスSoundCloudをスマホで利用する(Jake Naughton/The New York Times) 投稿共有サービスの魅力 SoundCloud(サウンドクラウド)は、ネット音楽界の風雲児だ。アーティストやレコード会社におカネを払うことなく、どんな音源だろうと、誰でも自由にアップロードできる。しかもそれを誰にでもストリーミング再生で楽しませてくれる。 ミュージシャンたちはこのサービスを通じて、ファンに最新作を聴いてもらうようになった。ニュージーランド出身の10代のポップス歌手ロードは、投稿曲「ロイヤルズ」がきっかけでスターになった。 楽曲のプレイリスト管理サービスなら、すでにiTunesやパンドラで市場は飽和状態。なのに創業6年のSoundCloudが大化けした。普通でないコンテンツ、それもそこにしかないという例が多いコンテンツを強みとして。 同社によると、このプラ
アップルが、「ビーツ・バイ・ドクター・ドレー」などで知られるヘッドホンメーカーのビーツ・エレクトロニクスを32億ドルで買収するといううわさに、アップルに注目してきたアナリストの一部は明らかに違和感を抱いている。一方で今回の買収が、2つの新しい業界を勢いづける可能性は十分にある。 5月初めに買収計画のニュースが流れると、アップルの株価は下落。アナリストからは、ビーツと手を組むメリットに懐疑的な見方も出た。 ビーツには音楽ストリーミング配信サービスの「ビーツ・ミュージック」もあり、アップルはこれも手に入れると言われている。具体的な交渉が進んでいるかどうか、アップルとビーツの幹部は共に口を閉ざしている。 ウエアラブル端末の可能性 アライアンス・バーンスタインのテクノロジー担当アナリスト、トニー・サッコナギは、今回の買収のうわさに困惑している。 「この取引に論理的な根拠が見当たらない」と、彼はクラ
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
東京メトロ日比谷線が変わる。 去る4月30日、東京メトロと東武鉄道は、2016年度から日比谷線に新型車両を導入することを発表した。東京メトロと東武鉄道が共同で開発し、2019年度末までに全車両が置き換えられる計画だ。 現在、日比谷線で使用されている車両は、いずれも1988年度から導入が始まった車両。実に28年ぶりのフルモデルチェンジだ。だが、これは単なる車両の置き換えではない。 キーワードは「20メートル」と「ドア位置の統一」 現在の日比谷線は、全長18メートルの車両が8両編成で運行されているが、8両すべてが片側3ドアの編成と、両端2両ずつに片側5ドアを備えた編成が混在している。 5ドア車は、ラッシュ時の乗降をスムーズにするため1990年代に導入された車両だ。ホームの両端に出入口が多い日比谷線の特性に合わせて開発され、ラッシュ時に最大限運行できるよう全編成の約半分に導入された。比較的余裕が
人口5万、佐賀県武雄市の図書館再生の軌跡。閉鎖的でしゃくし定規、少ない利用者の無言にあぐらをかく旧図書館・市教育委員会を相手に市長が放った切り札は、民間事業者TSUTAYAへの全面運営委託だった。館内にスターバックスも併設、ブック&カフェを地で行く図書館はリニューアルオープン1年で来館者100万人を突破した。 ──公立図書館という静寂空間を“沸騰”させてしまったんですね。 僕自身本好きで1日1冊読んでます。ところが市長になった頃の武雄市図書館は平日午後6時閉館、急いで駆け込んでも「閉館です」の門前払い。しかも休館日は年95日。疑問や提案をぶつけても「昔からの決まり」の一点張りでした。市民の税金で成り立つサービスなのに休館日は多い、スタッフも傲慢。市民はそれが普通と思ってたようだけど、僕は違うと思った。利用者のことを考えようと懇々と話し続けました。6年間交渉を続け、2013年4月のリニューア
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
林千晶(はやし・ちあき)●1971年生、アラブ首長国育ち。早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒業。1994年に花王に入社。マーケティング部門に所属し、日用品・化粧品の商品開発、広告プロモーション、販売計画まで幅広く担当。1997年に退社し米国ボストン大学大学院に留学。大学院卒業後は共同通信NY支局に勤務、経済担当として米国IT企業や起業家とのネットワークを構築。2000年に帰国し、諏訪光洋氏と共にロフトワークを起業(写真、プロフィールは同社HPより)。 書籍、雑誌のような出版物から、映画のような大規模なものまで、ひとつのコンテンツを作るには、多くのクリエイターの力が必要になる。複数のクリエイターをディレクターやプロデューサーがとりまとめることにより、チームが生まれる。 しかし、クリエイターは自ら好んで群れるようなことはない。群れることが嫌いな一匹狼が多く、自由人なのであ
メイヤーCEOの肝入りプロジェクト ニューヨークにあるウェブマガジン「ヤフーフード(Yahoo! Food)」のオフィスで4人のエディターが真剣に議論している。より多くの読者を引き付けられるのは、古代シルクロードの食べ物に関する記事か、大学バスケの決勝戦をテレビ観戦するときのおつまみガイドか――。 歴史オタクを自認するアソシエートエディターのレイチェル・テッパーは、1000年前に小麦と粟が世界に広まったストーリーは面白いはずだと言う。だがエディターのジュリア・ベインブリッジは懐疑的だ。「うちの読者にウケるとは思えない。『シルクロードが何?』と思われそう」。 食の歴史か週末のスナックか――ヤフーの未来はこうした小さな選択の積み重ねにかかっている。 ポータルサイトの草分けであるヤフーには、今も毎日莫大な数の人が訪れる。だが最大の収入源である広告は右肩下がり。その流れを覆すには、食べ物やテクノロ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く