「北限のイチジク」として産地化に取り組む同市大竹地区。秋田県内の家庭では甘露煮で食べられてきたイチジクだが、近年、伝統的な食文化が廃れつつあることから、イチジクのPRと地域の活性化を目的に、秋田市内のグループなどと協力して2016年9月、初めてPRイベントを開催した。 3年目を数える今年は、イチジク生産者が直販するほか、市内外の飲食店や雑貨店など約50店が出店する。イチジクを題材にワークショップやトークイベントも開く。 ジャムやソフトクリームなどイチジク加工品の製造販売にも携わる同実行委員会の佐藤玲さんは「昨年は2日間で想定を上回る約6000人の皆さまに来場いただき、うれしい悲鳴を上げた。今年は市職員の協力も得て実行委員会を立ち上げ、より楽しいイベントを目指して準備を進めている。皆さまに足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。 開催時間は10時~16時。6日16時30分から小滝番楽も披露する交
秋田市中心市街地のにぎわい創出などを目的に官民共同で取り組む「あきたアートプロジェクト」のPR誌が9月8日、発行された。 秋田県立美術館(秋田市中通1)やまちなかを舞台にアート展を繰り広げる同プロジェクト。 5年目を数える今年のテーマは「街でソワソワ、アートでクラクラ、心にチクチク」。近年再評価の機運が高まる県出身の木版画家・池田修三の作品展「プロフィル profile」、地元で創作活動に取り組む美術家の作品展「あきたの美術2015」、中小電機メーカーを模した芸術ユニット「明和電機」が取り組むまちなか回遊型アートプロジェクト「ナンセンスマシーンズ展 in AKITA」「急がば廻(まわ)れ~初めの一歩」の3企画を展開する。 昨年までとは装丁を一新したPR誌はA2サイズの16頁折り。イベント内容のほか、中心市街地の地図も掲載し、同誌編集部が勧めるギャラリーやカフェなどのスポットを回る散策コース
秋田県が発行するフリー誌「のんびり」編集部(秋田市楢山登町、018-832-8086)は8月、参加者交流型の勉強会「なんも大学」を始める。 秋田県のフリー誌「のんびり」2015年夏号 県内の地域資源の紹介や発掘などをテーマに、2012年に創刊した同誌。読者からワークショップや講座の開催を望む声が多く寄せられたことなどから、秋田市民市場内会議室(中通4)を会場に連続講座として企画した。「寒天」「日本酒」などをテーマに2016年3月まで4回ほど開き、同4月からの本格運営を予定する。 プレ講座として8月8日、阿仁マタギで写真家の船橋陽馬さんをゲストに迎え、同誌の藤本智士編集長、矢吹史子さん、田宮慎さんの3人と「あたらしい仕事をつくろう」をテーマにトークイベントを開く。 同編集部の田宮慎さんは「取材で発見した地域の魅力や地域住民との交流など、誌面で取り上げてきたコンテンツを体感できるようなワークシ
スマホの位置情報機能を使ったゲーム「Ingress(イングレス)」の秋田県内では初めてとなるユーザー参加型公式イベント「ミッションデー」が6月21日、大仙市大曲で開かれた。 「イングレス」公式イベントに使われた「超神ネイガー」ビデオメッセージの一場面 グーグル社のスタートアップ事業「ナイアンテック・ラボ」が無償で提供する同ゲーム。 秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」がオープニング向けビデオメッセージを寄せるなどし、20日に仙台市内で約4000人が参加して開かれた公式イベント「Persepolis in Tohoku」に併せて開かれた同イベント。大仙市のほか、八戸市、盛岡市、女川市、福島市など東北6県7市で同時開催された。 県内ではJR大曲駅前をメーン会場に、まちなかに設けられたモニュメントなどのポイントを回ることで達成できる10件の「ミッション」を設定。千葉県や静岡県、愛知県など県内外か
北都銀行(秋田市中通3)は6月1日に始めた今夏向けキャンペーンのノベルティーグッズに、にかほ市出身の木版画家・池田修三の作品を採用した。 木版画家・池田修三の作品をデザインした銀行ノベルティーグッズ にかほ市広報誌や1993年に合併した旧「秋田あけぼの銀行」の預金通帳の表紙図柄に使われるなど、地元を中心に愛されてきた池田修三の木版画作品。愛らしい表情の少女や少年の図柄とやさしい印象の色合いから、2004年の没後、県内外で開かれる作品展などを通じて再評価の機運が高まっている。 同行の創業120周年企画の一環として制作したのは、「貯金缶(2種類)」「ジッパーケース」「クリアファイル(A4サイズ4 枚セット)」の3アイテム。「旗の行列」「三色旗」「ピース」「始まり(一月)」「七月」「リンゴのタンゴ」「冬彦」の7作品をデザインに採用した。 定期預金または投資信託商品で10万円以上預け入れるか成約し
秋田県出身の木版画家・池田修三の代表作を「生花」で再現する「花のプロフィール・プロジェクト」が現在、秋田県立美術館(秋田市中通1)前で開かれている。 木版画家・池田修三の作品「花のプロフィール」(フライヤー) 生前、美術館で作品展を開いたことがなかった池田修三の展覧会を祝おうと、同美術館で開催中の作品展「センチメンタルの青い旗」の一環として企画した。 縦横4メートルほどのスペースに生花をディスプレーし、頭に数多くの花をまとった女性の横顔を描いた代表作「花のプロフィール」を再現する。これまでに東京や新潟など県内外のファンから50点以上の生花が寄せられた。 県が発行するフリー誌「のんびり」の特集記事をきっかけに、大規模な展覧会が大阪市で開かれたり、東京都渋谷区内の商業ビルに巨大屋外展示が行われたりするなど、2004年の没後、再評価の機運が高まる池田修三の木版画作品。これまでで最大規模となる20
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