【鰻の店頭調理で集客/成田】作成 中小企業診断士 竹内幸次 先日、千葉県の成田山の観光資源を視察した。成田山公園から成田山新勝寺を通って成田山表参道へ。長い距離でも次から次へと魅力的なシーンが続く。 鰻の名店が多い成田とあって、うなぎ店の集客は個性的だった。店内の厨房で捌いたり蒸したり、焼いたりするのではなく、店頭でこれらの作業を行っている。パフォーマンスではなく、本当に店頭調理をしている。 何度も成田を訪れている人は何とも思わないのでしょうが、初めて見る訪日外国人等からは料理人が生きた鰻を捌く様子を興味深く見ていました。 衛生面や安全面を考慮したうえで、調理の様子を見せることは以前から行われている飲食店の集客方法の1つではあるが、成田の鰻の店頭調理はガラス等の境もなく、完全にオープンな空間での調理であり、顧客が足を止める効果も高いようだ。