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2010年5月6日のブックマーク (1件)

  • 科学との正しい付き合い方: 瀬名秀明の時空の旅

    【このエントリーは2010.4.24に執筆し、2010.5.5に公開しました】 DIS+COVERサイエンス創刊アインアップの一冊。 ここでは書に関して感じたことを綴って私なりのサイエンスコミュニケーションとしてみたい。あらかじめ述べておくと私は書の総論や各論はもっともであると考えるし、賛同するところも多い。著者の今後の活躍にも期待している。ただ、書はパースペクティヴ(視座)が私とは違うと思ったのである。かつてG・K・チェスタトンはH・G・ウェルズが書いた『世界史概観』のパースペクティヴに異議を唱え、ウェルズに返答するかたちで『人間と永遠』を書き、それはチェスタトンの代表作となった。これから述べることはパースペクティヴの話であるから、どちらがよくてどちらが悪いという話ではない。どうか全体の文脈でもって判断してください。 著者は科学リテラシーの重要性を自分なりの考えで説き、科学リテ