「A社、3000人規模の早期退職者を募集」「B社、●●部門をC社へ売却」・・・。 最近、新聞やテレビなどのメディアで、国内の大手エレクトロクス企業のリストラに関するニュースを頻繁に目にするようになった。国内市場の成長が鈍化し、そしてグローバル競争が激しくなるなか、“電子立国”日本の成長を支えてきた技術者を取り巻く環境は厳しさを増している。 日本企業が掲げてきた「終身雇用制度」も今は昔。会社の業績が悪化すれば、技術者の身に、突然、“危機”が訪れることも珍しくなくなった。こうした厳しい時代を、技術者はどのように生き抜くべきなのか。何が技術者を救うのか。 実際に、再就職や転職を経験した技術者の事例を元に、サバイバルのヒントを探す。