食料品の値上げが続く中、無料で食事を提供している都内のNPO法人では、利用者が増えている一方で弁当の仕入れ価格は値上がりしていることから、今後の活動への影響を懸念しています。 東京 豊島区のNPO法人「TENOHASI」では、月に数回、池袋駅近くの公園で生活困窮者のための炊き出しを行っています。 31日は午後5時の開始30分前から100人近くが列を作り、揚げ物や魚の煮つけなどのおかずが入った弁当150食分を順番に受け取っていました。 NPO法人によりますと、食料品の値上げを受け、年末ごろから一部の弁当の仕入れ価格が上がりはじめ、この日の弁当も350円から400円になったといいます。 最近では全体的に50円程度値上がりし、今は厚意で値段を据え置いてくれる店もあるということですが、今後の活動への影響も懸念されるということです。 NPO法人では生活相談とあわせた炊き出しも行っていますが、先月28