ウクライナ政府は24日、日本たばこ産業(JT)の子会社「JTインターナショナル」(JTI)を「戦争支援企業」のリストに加えたと発表した。「ロシアでビジネスを続けて多額の税金を納め、侵略国の経済を支え…

トリチウムの海洋放出、海外でも 処理水、安全性の説明継続―政府 2023年08月12日07時10分配信 【図解】世界の原子力施設の年間トリチウム排出量 東京電力福島第1原発にたまる処理水について、政府は8月下旬にも海への放出を開始する方向だ。処理水に含まれる放射性物質トリチウムは、世界各地の原発でも運転に伴って大量に発生し、各国の規制に従い海洋などに放出されている。政府は、科学的な安全性について国内外に丁寧な説明を続け、漁業関係者や国際社会の理解を得ようとしている。 「理解進んでいない」 処理水放出に不満―漁業団体 東電の計画では、トリチウム濃度を国の規制基準の40分の1未満に薄めて放出する。国際原子力機関(IAEA)は7月、放出は「国際的な安全基準に合致している」として、お墨付きを与える包括報告書を岸田文雄首相に提出した。 ただ政府は福島県漁業協同組合連合会に対し、2015年に「関係者の
世界各国のウイルス研究者が注視しているコロナ変異株「BA.2.86」 「これはヤバいかも......」。世界各国のウイルス研究者がそう声を漏らすほど、注視している新型コロナの変異株がある。 「BA.2.86」と呼ばれるその変異株は、世界保健機関(WHO)が「監視下の変異株」に分類し、アメリカ疾病対策センター(CDC)も追跡することを明らかにするなど、日に日に注目度が増しているが、日本のメディアではほとんど報じられていない。 BA.2.86は、なぜ今これほどまでに騒がれているのか? 新型コロナ変異株の動向に詳しい、東京大学医科学研究所の佐藤佳(さとう・けい)教授に聞いた。 * * * ■オミクロン株出現のときの空気感に近い 新型コロナの「5類移行」後、初めての夏を迎えている日本。8月も後半に入り、XBB系統の変異株によってもたらされた「第9波」も「そろそろピークアウトか......?」と思っ
30年かかるプロジェクト、何かあったとき東電は正直に情報を明らかにするのか(8月24日、東京・東電本社前の放出反対デモ) REUTERS/Kim Kyung-Hoon <福島第一原発から放出される処理水のトリチウム濃度は安全基準を満たしている─政府や国際機関は繰り返しそう保証するが、隠蔽を重ねてきた東電が今後数十年続く放出を誠実に行うとは思えない> 2023年8月24日、日本政府は、現在は敷地内のタンクに溜められている福島第一原子力発電所から出た汚染水を浄化した「ALPS処理水」の海洋放出を行った。この放出については周辺諸国から懸念が出ているだけでなく、地元の漁業関係者も反対しており、これは海洋放出には関係者の合意が必要とした2015年の約束に反している。筆者は以前も、海洋放出については国や東電は2015年の約束を守るべきだと主張してきた。 いわゆる「トリチウム水」の海洋放出は全世界で行わ
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