複数の韓国軍当局者は29日、北朝鮮の朝鮮人民軍の中長距離ミサイルに関わる部隊で車両や人の動きが最近活発になっていると明らかにした。韓国軍は、ミサイル発射やエンジンの性能試験を行う可能性があると見て警戒している。聯合ニュースが伝えた。 韓国軍当局者の一人は、昨年12月に事実上の長距離弾道ミサイルが発射された北朝鮮北西部の東倉里のミサイル発射施設に向かう車両の動きがあり、長距離ミサイル用と推定されるエンジンの性能試験の準備と分析していると述べた。 一方、29日午前、人民軍のミグ21戦闘機1機が朝鮮半島西部の南北軍事境界線近くまで南下、韓国空軍の戦闘機が出動した。北朝鮮機は引き返したという。 ミグ21は韓国が北朝鮮の空襲に備え境界線から20~50キロ北に設定している「戦術措置線」に接近した。昨年6月には北朝鮮機1機が同線の南まで入ったことがある。(共同)外国人は倍料金 北朝鮮・平壌で立ち飲みビア