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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (269)

  • 日本人学生の問題解決能力って高いんじゃん: 極東ブログ

    OECDによる「生徒の学習到達度調査(PISA) 2012年問題解決能力調査」について、この4月に発表された当初、いくつかニュースで見たように記憶している。記憶を辿ると日ではゆとり教育から脱した成果が見られたかという文脈で、米国では米国の教育は呆れるほど低いといった文脈だったかと思う。 この手の調査は、通常アジア諸国、日韓国、シンガポールが上位に来るものなので、さして面白くもないものだと思っていた。強制的な詰め込み教育をすればテストの成績はあがるだろうが、それが人間に必要な学力と言えるかそもそも疑わしい、そう思っていたのである。どうも違うようだ。 そう思ったのは、19日付けのフィナンシャルタイムズ記事「問題解決に優れている国は批判的思考法を促進する(Countries that excel at problem-solving encourage critical thinking)

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    s_shisui 2014/05/22
  • パソコン遠隔操作事件、雑感: 極東ブログ

    パソコン遠隔操作事件で、威力業務妨害罪の公判中・保釈の片山祐輔被告が、関連する10件の事件について関与を認めた。 事件の全貌が解明されたわけではないが、概ねこの事件については大きく一区切り付いたと言っていいだろう。ネットから見るこの問題の焦点は、片山祐輔被告が無罪ではないかということだった。 この事件については片山被告が逮捕される以前に一度触れたことがあるが、その後の言及を私は控えていた。彼が無罪であるとも有罪であるとも確信が持てないでいたからだった。 ネットを通して見る論調には、検察暴走による冤罪だという意見が多かったように思う。私はそれにも与しなかった。 私は、このブログで2003年時点で、東電OL殺人事件で逮捕されたネパール人は冤罪であると主張したことがある(参照)。これはその後冤罪となった。私の見立てが正しかったが、そのことを再度主張するのは拙いように思えた。また私は、和歌山毒物カ

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    s_shisui 2014/05/21
  • 無料語学学習サイト・Duolingo(デュオリンゴ)の微妙な楽しみ: 極東ブログ

    無料で語学が学べるDuolingoというサービスがある。知っている人もいるかもしれない。へえ、いいじゃないのと思う人もいるかもしれない。しかし、先日までは日語話者を対象にしていなかった。だから知らない日人も少なくないだろう。英語を使う人がフランス語やスペイン語を学ぶという感じのサービスだったのだ。 そこで僕は英語でフランス語学習をするのにこれを使っている。音声中心のピンズラー方式でフランス語を学習したので、"je veux"と"elle veut"の違いがわかっていなかった。お恥ずかしいかぎり。 で、Duolingoが便利かというと、微妙な感じ。話が前後するけど、このサービスにはディスカッションの機能があって、「現状Duolingoはこれでいいのか」とか「文法をもっときちんと教えろよ」とか、いろいろみんなが議論はしている。それもけっこう面白い。 このDuolingo、先日、日人向けに

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    s_shisui 2014/05/04
  • [書評]ぼくは戦争は大きらい やなせたかしの平和への思い(やなせたかし): 極東ブログ

    アンパンマンの作者としても有名なやなせたかしだが、このブログでも一度取り上げたことがある。「[書評]93歳・現役漫画家。病気だらけをいっそ楽しむ50の長寿法(やなせたかし)」(参照)である。表題にあるようにこのは93歳の長寿法である。やなせさん、100歳まで生きるんだろうなと思っていた。が、94歳で亡くなった。それでも天寿と言ってもよいのではないか。 年齢を見ると大変なお年のように思うが、生年で見ると、1919年(大正8年)。コラムニストの山夏彦が1915年生まれだからそれより4年は年上。山七平は1921年生まれで、やなせより3年、年下。同じく漫画家の水木しげるは1922年生まれなので、山七平に近い。 彼らはそのあたりの年代。実際に大人として戦争を体験した世代である。山夏彦は従軍していないが、山七平はフィリピンで九死に一生を得ている。水木は左腕を失なった。 他、思い出すのは北京

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    s_shisui 2014/04/22
  • [書評]近代書き言葉はこうしてできた(田中牧郎): 極東ブログ

    近代日語がどのようにできたか。これがよくわからない。特に近代日語の書き言葉がどのように成立したのか、少なくとも関心をもってきたはずの私にはよくわからない。研究はされているんだろうが、ざっと見たかぎりでは文人の文体論のようなものが多く、それだと言語現象の説明とは違う。 特に気になっていたのは、「だ」がどこから生じたか、なのだ。これがよくわからないのだ。 という、文末の「だ」である。 常体というやつで、もうひとつ「である」がある。「吾輩はである」の「である」である。現代の常体だと「吾輩はだ」とも言える。では、「である」と「だ」はどこから生じたいのか。 もちろん、まったくわからないわけではない。辞書を引くとそれなり説明はあるにはある。デジタル大辞泉(参照)は比較的詳しい。 [助動][だろ|だっ・で|だ|(な)|なら|○]《連語「である」の音変化形「であ」がさらに音変化したもの》名詞、準体

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    s_shisui 2014/04/21
  • [書評]一度、死んでみましたが(神足裕司): 極東ブログ

    コラムニストの神足裕司さんが倒れたのは2011年9月3日。東北大震災があった年のこと。その日からは半年くらい。54歳になってから1か月くらいのこと。そうわかるのは、彼と私と誕生日が近いからだ。当然同い年である。 彼の、その時代時代の活躍は私の人生の指標にもなっている。1984年の出世作「金魂巻」も初版で読んだ。もちろん、このときには「渡辺和博とタラコプロダクション」となって彼の名前はなかった。名前に出ていた渡辺和博は当時の「へたうま」的な人気を博していたイラストレーターで1950年生まれ。2007年に肝癌で亡くなった。57歳になる手前。つまり、神足さんや私の今の年齢である。人は少しずつこの世を去ることになる。 神足さんが倒れたのは、故郷・広島から東京に戻る航空機内。意識不明となる。「くも膜下出血」である。生死をさまよった。一か月近く意識は戻らなかったらしい。一年後、要介護5で自宅に戻る。書

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    s_shisui 2014/04/09
  • [書評]遺言 最後の食卓(林葉直子): 極東ブログ

    なんとなく怖くて読めなかったのだが、今の時期を逸したら読めないのではないかという思いもして、自分なりの勇気を奮って、棋士・林葉直子の「遺言 最後の卓」(参照)を読んだ。 意図的に軽く書かれているせいもあって、怖いということはなかった。うっすら期待していたスキャンダルについてもそれほど書かれているという印象は受けなかった。でも、相応の衝撃は受けた。まるで自分がかつて愛していた女から末期の手紙を貰ったような妄想もわいた。 妄想。そのとおり。私は、林葉直子の年齢をいつからか勘違いしていことに気がついた。私と同年代だと思い込んでいたことに気がついた。知らなかったわけではない。でも、無意識にすり替えていた。 無意識の理由はなんとなくわかる。衝撃の余波だ。一つは彼女のヌード写真集が出たときの奇妙な衝撃があった。メディア攻勢があったからいくつか目にしたがなぜかそれ以上見たくはかった。「謎の美女」シリー

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    s_shisui 2014/04/08
  • その問題で思った、もう一つのこと: 極東ブログ

    昨日の記事に含めようとしたものの、話がいつにもましてごちゃごちゃするといけないから避けていたことがある。この問題、黒子のバスケ脅迫事件で考えさせられた、もう一つのことだ。結論から書くこともできるのだけど、あえて、これを考えたきっかけ話からだらっと書いてみたい。 きっかけは、ドミニオンである。 ドミニオンというのは、カードゲームだ。自著にも書いたが、私はけっこうカードゲームをする。 ドミニオンがどういうゲームなのかというのを、まったく知らない人に伝えるのは難しい。多分、ウィキペディアには解説があるだろうと覗いて見ると案の定あるのだが、まったく知らない人がこれで理解することはできないのではないだろうか。しかし、難しいゲームではない。小学生でもできる。これが、けっこう面白いのだ。 ドミニオンをあえてごく簡単に言えば、トランプゲームのようなものだが、日トランプゲームにありがちなストップ系(早く

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    s_shisui 2014/03/26
    ドミニオン知らないけどこの話すげー面白い
  • 心に引っかかっていた、そのこと、その一つ: 極東ブログ

    なんとなくブログを書かない日が続いたが、ネットから消えたわけでもなく、それなりにこの日々だらだらとツイッターには書いていたりした。何も書くことがないわけでもない。ということで心に引っかかっていた、そのことを少し書いてみようとかとも思うのだが、そう言い出してみて、やはり気は重い。 その一つは、れいの「黒子のバスケ」脅迫事件である。 「黒子のバスケ」というアニメ(実は私もたまに見ることがあるし、コミックも持っていたりもする)と簡素に説明をするにもどうするかなと思って事実関係を見直そうとニュースを見直す過程で、早々にウィキペディアに項目があったことを発見した(参照)。事件を知らない人で知りたい人がいたら参考にするとよいだろう。 当初このニュースを私が聞いたとき、作者に個人的な怨みのある人物の犯行ではないかと思ったが、少し関心をもっただけでそういう印象は消えた。むしろ、なにか社会的なメッセージ性の

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    s_shisui 2014/03/26
  • 公立図書館開架の『アンネの日記』や関連図書の破損が発見されたというニュースの関連で: 極東ブログ

    東京都内の公立図書館開架に置かれている『アンネの日記』や関連図書の多数でページを破られていたことが発見された奇っ怪な事件は、海外にも大きく報道された。 英語圏のニュースは特に意識しないでも見ているので、その範囲でもいろいろ見かけた。が、大半はBBC記事「Anne Frank's Diary vandalised in Japan libraries」(参照)のように抑制的に書かれていた。 特にこのBBC報道でが適切に思えたのは、欧米などでよく見られる反ユダヤ主義(anti-Semitism)が基的に現実にその社会に存在するユダヤ人を排除する意図、さらには、民族浄化の文脈で語られるものなのに、日にはそうした背景が存在しないことを指摘している点だった。 For many Japanese the book forms the basis of their knowledge about t

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    s_shisui 2014/02/26
  • [書評]世の中への扉 よくわかる政治(舛添要一): 極東ブログ

    舛添要一さんが近年、政治についてどう考えているのかと思って、いくつか著作を読んでみた。ネットではいろいろ彼について反原発派からネガコメが飛び交っているので、『舛添のどうなる日?どうする日!―国民で考えるエネルギー問題』(参照)というも読んでみた。2001年のである。どうだったか。 普通。エネルギー政策について関心ある人なら普通に思うことが普通にまとまっているだけだった。つまり、私が読んだ限りでは特に原発推進派ということではかった。地球環境に配慮しつつ先進国のエネルギーミックス論から日はこの時点で原発で三分の一のベース電源を作っているという事実を基的に了解しているというもので、ドイツの例なども引き、反原発であれば、国民にそのコストの了解があればよいだろうとも述べていた。 考えてみたら、舛添さんにまとまった反原発な発言があったら、すぐにでもネガコメの格好の餌にされてただろう。 あと

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    s_shisui 2014/02/05
  • 首都の長を決める選挙が話題である、とか言って、パリの話な: 極東ブログ

    首都の長を決める選挙が話題である、とか言って、パリの話な。 フランス語の勉強していると教材によくパリが出てくる。そりゃフランスの首都だし、花の都・パリである(だったか)。もちろん、他にもフランスの都市は出てくる。エクソンプロバンス(Aix-en-Provence)とか。まあ、でもパリだ。世界的にも有名な都市だ。人口はどのくらいかなと、ちょっと、パリと人口というキーワードでググったら、いきなり「221.1万 (2008年)」と出て来た。 じゃあ、東京と人口だとどうかな。1323万 (2013年4月1日)と出て来たぞ。グーグル先生のおっしゃることだから、これであっているのかどうかよくわからないが、まあ、そんなもんじゃなかろうか。 ということは、人口で見るとパリって東京の六分の一なんだ。なーんだ、パリ、そんなに小さいのか。いや、そう言ったもんでもないが、逆に東京がでかすぎるんだろうな。ついでにニ

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    s_shisui 2014/01/31
  • 就職活動には黒服を着るというのでびっくりこいた: 極東ブログ

    ブログをちょっとお留守にしている間の世間のできごとで、僕がいちばんびっくりこいたのは、現代の若い人が就職活動に黒服を着ていくということだった。NHKの番組で知ったのだけど、当にびっくりこいたのだ。そんなことはないでしょ。多いと言っても六割くらいなもんじゃないのと思っていたのだった。ああ、なんたる世間知らずな、我よ。 ほとんど真っ黒らしい。「就活スーツ」というらしい。最初から黒らしい(参照)。 髪の毛も黒に染め直すらしい。 僕がそれを知ったとき即座に思ったのは、「ああ、やめとけ」ということだった。 それで「そんな黒装束を着るのはやめたほうがいいよ」とブログに書こうかと思った。が、ためらった。「就活している人の身になって考えろよ、ボケ老人」とか言われそうだなあと、わかったからである。まあ、わかるよ。 就活している現実の若い人にとっては、黒い「就活スーツ」なんて、デフォで、当たり前のことで、そ

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    s_shisui 2014/01/28
  • 安倍首相のクリスマス明け靖国神社参拝は外交上の大失点: 極東ブログ

    10月3日のことだったが、そのおり来日していた米国のケリー国務長官とヘーゲル国防長官が揃って東京都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れ、献花した。 AFPの記事「米国務長官らが千鳥ヶ淵墓苑で献花」(参照)で確認しておこう。 【10月3日 AFP】(一部更新)来日中のジョン・ケリー(John Kerry)国務長官とチャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)国防長官は3日、東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ、献花した。安倍晋三(Shinzo Abe)首相が5月に訪米した際、靖国神社を米国のアーリントン国立墓地(Arlington National Cemetery)になぞらえたことに対するけん制とみられる。 ケリー国務長官とヘーゲル国防長官は外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)のため来日中。千鳥ヶ淵戦没者墓苑によると、今回の訪問は日の招待ではなく米国側の意向によるもので、

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    s_shisui 2013/12/27
  • 特定秘密保護法が6日夜の参議院本会議で可決、その雑感: 極東ブログ

    特定秘密保護法が6日夜の参議院会議で可決され、成立した。ごく簡単に言えば、見切り発車の法律となった。 見切ってよかったのかと言えば、自民党、特に安倍首相はかなり譲歩したし、国内外から批判されていた問題点の多くも修正されたので、ここで廃案にするデメリットとメリットをバランスして見れば、しかたがなかったかという苦々しい思いはある。 日程的に押していたのは、法案と両輪になる日版NSCである国家安全保障会議の効果的な運用ということがあった。逆に言えば、この法案の阻止は日版NSCの弱化に繋がり、現時点で日の外交・軍事弱化のメッセージを出せば、そうでなくても日のメディアなどから発信される混乱した日の外交・軍事情報で中韓などが勘違いした攻勢に繰り出しているなか、さらなる混乱を招きかねない。 もう一つ日程を押していたのは、来年度の税制改正や予算編成作業だった。消費税増税によって、経済の悪化が

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    s_shisui 2013/12/08
  • なぜ「パラシュート」というのか知ってますか?: 極東ブログ

    先日「シェルブールの雨傘」の話を書いた(参照)。原題はそのままフランス語で「Les Parapluies de Cherbourg」である。つまり、「雨傘」は"Parapluie"である。ではなぜ、ここで「雨傘」なのか。別の言い方すると、なぜ「傘」じゃないのか? 「シェルブールの傘」でなにか不都合でも? というほどでもないが、思うに、案外単純に"Parapluie"を訳したのかもしれない。というのは、"Parapluie"は、"Para" + "pluie"であり、"pluie"は「雨」だからだ。ちなみに、この日のピンズラーのレッスンでシェルブールは雨が多いというのが出て来た。雨は多いのだろう。ちなみにこの地は、原潜でも有名。 どうにもつまらない話をしているようだが、じゃあ、"Para"のほうはどういう意味かというと、さて。いや、当たり前すぎて考えたことがなかったのだが、ギリシア語の"πα

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    s_shisui 2013/12/05
  • 映画「シェルブールの雨傘」のこと: 極東ブログ

    10年ほど前、「はてなダイアラー映画百選」という趣向で、お勧めの映画として「シェルブールの雨傘」のことを書いたことがある。最近、ツイッターで数度、この映画の話題があった。今年になってデジタル修復完全版が作られ、第66回カンヌ国際映画祭のカンヌ・クラシックスで上映されたらしい。自分も懐かしく思い出したので、わずかに手は入れたが、ブログに再掲しておきたくなった。 「シェルブールの雨傘」(Les Parapluies de Cherbourg) 【基情報】 1963年フランス、91分、ミュージカル 監督・脚: ジャック・ドゥミ(Jacques Demy ) 音楽: ミシェル・ルグラン(Michel Legrand ) 出演: カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)ジェヌビエーブ役、ニーノ・カステルヌオーヴォ(Nino Castelnuovo)ギー役 あらすじ:フランス北西

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    s_shisui 2013/12/03
  • 中国が設定した防空識別圏について: 極東ブログ

    中国が23日、自国の防空識別圏(ADIZ: Air Defense Identification Zone)の海図と座標を発表し、同日午前10時から施行するとした。この識別圏は日国領土の尖閣諸島を含めたことで日国内はもとより、国際的にも問題となった。すでに南シナ海で無茶な海洋進出をしては、フィリピンなどと派手に領土問題を起こしている中国がさらに手を広げ、大国である日までつつこうとしているかに見えるからである。 日の報道では、尖閣諸島に焦点が当たるのはしかたがなく、領土問題として今回の中国の行動を扱っていることが多いようだった。確かにその側面にも問題はあるにせよ、世界を唖然とさせたのは、この空域を通過する航空機に対して事前に中国に通告することを求めた点である。しかも、この通告や中国側からの支持に従わなかった場合、中国は「防御的な緊急措置」を取るともした。 どの国も防衛上、防空識別圏を

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    s_shisui 2013/11/30
  • 20代でも脳年齢が50歳!? いや、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないよ。: 極東ブログ

    20代でも脳年齢が50歳!? いや、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないよ。 ブログがお留守になったので無駄話でも。 で、オバマケアの頓挫でオバマ大統領もついにレイムダックかってな話もどうかと思うし、シリア情勢やエジプト情勢などは以前の予想からさして大きな変化もない。リビアもひどいまま。イラン核問題はあまり期待していない。フィリピンの台風は大変だったなあというのもあるけど、特に言及することもない。 さて無駄話だが、先日、Woorisというサイトで「20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣」(参照)というネタを見て、ちょっと思ったことがあったのだった。 僕は56歳なんだが、20代と50代と脳はそんなに変わらないし、体型もそんなに変わらないんですよね。 元ネタは体型についての話題ではないけど、そっちでは、20代前半のころは55kgだったかな

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    s_shisui 2013/11/20
  • フランスでロマの女学生が学校で拘束され強制送還された事件の意味: 極東ブログ

    海外で注目されているニュースなのに、なぜか日では取り上げられないニュースがある。軽視されているのか、なんらかの理由で無視されているのか。あるいは特段の理由はなく、単に意味を読み取るが難しいだけなのか。理由は単一ではないだろうが、そういうニュースがあればできるだけ、ブログで拾うようにしている。このところのニュースでは、フランスでロマの女学生が学校で拘束され強制送還された事件が半ば日では無視されていた。 日でまったく報道されなかったわけではない。だが、時系列を整理して、日での着目度や、何に着目した報道だったかを検討してみると興味深い。 この種類のニュースで日語で報道されることが多いのは、AFPによるものだ。今回も17日に報道があった。「15歳ロマの少女を学校行事中に拘束・送還、仏閣内に亀裂」(参照)である。 【10月17日 AFP】フランスで、ロマ民族の15歳の少女が校外での学校行事

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    s_shisui 2013/10/21