著者:エイザ・ブリッグズ翻訳:今井 宏,中野 春夫,中野 香織出版社:筑摩書房装丁:単行本(545ページ)発売日:2004-06-01 ISBN-10:4480857583 ISBN-13:978-4480857583 内容紹介: 辺境の小国から世界の帝国へと発展していったイングランド。ストーンヘンジからノルマン征服、王室と議会政治、農業・産業革命、戦争、娯楽、衣食住にいたるまで、その全貌を克明に描ききった、イングランド社会史の金字塔。 身近に思う国の、いまだ知られざる姿日本にとってイングランドは、格別な思いを寄せる国だ。大陸に近い島国であって古い歴史を持ち、経済大国の先輩でもある。バブル経済とその崩壊(1720年の南海泡沫<ほうまつ>事件)、大戦を経た厭戦(えんせん)気分や福祉社会化、サッチャーの構造改革(新自由主義)など、日本にとっても身近な問題を経験してもいる。 それゆえ戦後、一部の