かさかさ。。。 部屋を横切る黒い影。 清潔だと思っていたこの部屋にもとうとう奴が現れたのだ。 潔癖性の俺は死ぬほどゴキブリが嫌いだ。今年で23歳になるのにきゃああああああと女のような悲鳴を上げてしまった。 格闘すること2時間、奴は天井に逃げた。 しばらくすると、奴は羽ばたきながら天井からぽとりと落ちてきた。 俺は二度目の悲鳴をあげた。 きゃああああああああああああ 使いたくなかったが俺は部屋用のスリッパを武器として使うことにした。 部屋の隅に逃げるゴキブリ。 俺はゴキブリの一瞬の油断を見逃さなかった。 バチン! 床に叩きつけたスリッパはゴキブリの黒光りするボディにクリーンヒットした。 しかし奴にはまだ息があり、よろめきながらもなお逃げようとする。 俺はもう一つのスリッパを手に取り、ふたたび虫の息のゴキブリを叩き潰した。 今度こそトドメを刺したはず。 怖くて触れないので今も奴の死骸は部屋に転
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