2021年2月14日のブックマーク (3件)

  • 涙も怒りもずっと我慢してきた 「黙らせる社会」に抵抗するフェミニズム専門書店「エトセトラブックス」を開いた松尾亜紀子さん:東京新聞 TOKYO Web

    2018年冬に大手出版の編集者を辞め、1人で出版社を開業した。「を読めば、苦しみの原因は社会にはびこる性差別だと気付ける。生きづらいのは自分だけじゃないと思える」 フェミニズムの視点を知れば「世の中の見え方」が変わる。たとえば痴漢は、2000年代に入るまで性犯罪ではなく男性の「娯楽」として扱われてきた。そんな事実を研究者が雑誌や新聞の分析で解き明かした、牧野雅子著『痴漢とは何か』などを出版してきた。 独立へと背中を押したのは、医大入試の性差別事件だった。東京医科大が女子を減点していたと報じられた翌日、作家の北原みのりさんらと大学前でデモをした。松尾さんはマイクを握り、思わず「ふざけんなー!」と絶叫した。その姿をテレビで見た親戚の高齢女性たちから電話がきた。故郷は長崎の佐世保。「九州は男尊女卑が根強い。説教されると身構えていたら、『よく言った、ありがとう』と涙声で感謝された」

    涙も怒りもずっと我慢してきた 「黙らせる社会」に抵抗するフェミニズム専門書店「エトセトラブックス」を開いた松尾亜紀子さん:東京新聞 TOKYO Web
  • What’s in a surname? The female artists lost to history because they got married

    Generations of female artists, composers and writers have been lost to history because their names changed after marriage. According to growing academic consensus, the conventional switch of surnames at the altar has erased a key cultural legacy. And the story of the painter and designer Isabel Rawsthorne, told in a new biography, is among the first to make this powerful argument. A star of the Lo

    What’s in a surname? The female artists lost to history because they got married
  • 専門外のことを楽しむ/北村紗衣

    河上麻由子『古代日中関係史 倭の五王から遣唐使以降まで』 藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日近代』 桜井英治『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』 私が新書を読もうと思うのは、自分がよく知らない分野に触れたいと思った時、あるいは触れる必要性に迫られた時だ。私はふだんシェイクスピアを研究しているが、専門分野に近い新書を読む時は「教科書として使えるか」とか「授業で学生にすすめられるか」とか、新しい知識を得るよりも仕事で使えるかに注意がいってしまい、楽しむという感じにはならなくなる。一方、専門外の分野の新書は、専門に近い新書よりもずっとリラックスして新知識を楽しめる。今回は、私が最近、専門外のことに触れたいと思って手に取り、その結果楽しく学ぶことができた新書を3冊、紹介する。 1冊目の『古代日中関係史』は、昨年の初めに飛鳥に行った際、自分の古代日史の知識の乏しさを感じたため手に取った。実

    専門外のことを楽しむ/北村紗衣
    saebou
    saebou 2021/02/14
    中公の企画で全然自分の専門に関係ない新書(日本史)を3冊、紹介しました。