ソクラテス、孔子などの賢人は「無知の知」を説きました。自分の無知を知っていれば、このデジタルボーヤも、天に吐いた自分のつばを浴びなくて済んだでしょうに……。 「デジタルキュレーション」とは、人手で情報やコンテンツを集めて整理し、解説など新たな価値や意味を付与して共有することを指します。しかし、“curator”とは、もともと「美術館や博物館などの学芸員」のことを意味します。言われてみれば、情報を収集・整理して解説を加えるというのは、学芸員の作業と似ていますね。ただし、法律用語として“curator”が使われた場合は、「未成年や障害がある人の財産などを管理する人、責任者」といった意味になります。 ちなみに、「無知の知」を英語で言うと、“I know nothing except the fact of my ignorance”となります。何事も知ったかぶりをすると今回のデジタルボーヤのよう