不合理であれ。クリエイティブであれ。- 『シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代』を読んで カテゴリ: 買った本・読んだ本 思った 発売を心待ちにしていた『シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代』。期待を裏切らない素晴らしい内容です。こういう本が書かれたということが、私は本当にうれしい。売り歩きたいくらい。 シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代 著者:梅田望夫 販売元:中央公論新社 発売日:2009-04-24 おすすめ度: クチコミを見る ■うれしい理由 その1「将棋鑑賞」 この本のテーマのひとつは「将棋鑑賞」です。野球をできない人が野球観戦を楽しむのと同じように、将棋を指せない人が将棋鑑賞を趣味にしたっていいじゃないか。むしろそうやって裾野を広げるべきではないか。つまりそういう考えなのですが、私自身が「指せない将棋ファン」なので、我が意を得たりといった感じです