アニメ映画「秒速5センチメートル」が気になりすぎて、小説も読んでみた。 映画の監督が小説化したもの。 映画にすごく忠実だけど、より詳しく書いてあって結構な謎が解けた。 3部からなるストーリーなのだけど、映画では第3部が短くてストーリーがよく分からなかった。 しかし小説では詳しく書かれていて、自分が全く誤解していたことが判明。 誤解したままでも十分面白かったのだけど、話が分かってかなりスッキリした。 以下ネタバレをちょっと含む。 時系列の誤解 まず時系列を誤解していた。 映画では最後のほうから最初を振り返って、また最後に戻る、みたいな時系列。 しかし読解力がない私は、その時系列がわからなかった。 小説を読んで分かってから見ると、桜やクリスマスのイルミネーションなどの小物などでそれが表現はされている。 その時系列の誤解のせいで、まだ現在進行中の心の闇であり、希望がない結末だと感じていた。 しか