ドイツのエンタープライズソフトウェア企業SAPが現地時間6月5日、スイスのEコマース技術企業Hybrisを買収すると発表した。 買収の条件は明らかにされていない。Hybrisは現在、カリフォルニア州パロアルトに拠点を置く投資会社HGGCが最大出資者となっている。 Hybrisのソフトウェアスイートは、ウェブとモバイル端末の両方に対応し、検索及びマーチャンダイジング、マスターデータ管理、注文管理、ウェブコンテンツ管理などをサポートしている。つまり、小売や製造、ソフトウェア及びサービス、メディア、通信といった各セクターのニーズに特化した機能を提供し、ビジネスユーザーが顧客の全体像を把握することを助ける製品となっている。 Hybrisの価値提案は、現在利用されているどの製品よりも統合度が高く、迅速で低価格な点にあり、しかも顧客の側から見ても一貫性のある体験を提供できるという。Hybrisでは、同
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