タグ

ブックマーク / www.gqjapan.jp (2)

  • 松下幸之助は、なぜ同じ質問を繰り返したのか?

    「ハーマン・カーンという人は米国のハドソン研究所の所長で、未来学者です。そして21世紀は日の世紀だと言っている人です」 なぜ即答できたかといえば、当時わが国の政治家が、このハーマン・カーン氏の「やがて来る21世紀は日の世紀になるだろう」という言葉をしきりに引用しており、それが新聞に載ったり、テレビで放映されたりしていたからである。 私の胸には、突然の質問に即答できた満足感が広がっていた。いつもは「ちょっと調べてきます」などと言ってモタモタしているのだが、今回はきちんと答えられてよかったと、いささか得意なほどの気持ちだった。 松下は私のそのような答えに軽くうなずきながら、「そうか、わかった」と返事をしてくれた。私はおおいに満足して、それから午後は気分よく過ごしていた。ところが翌日になると松下は再び、「きみな、今度、ハーマン・カーンという人がわしに会いに来るそうやけど、どういう人か、きみ知

    松下幸之助は、なぜ同じ質問を繰り返したのか?
  • 叱ることは諭すこと、怒るのは自分の気持ちを解消するための行為──ミドクラ会長 加藤隆哉

    マネージャーでありながら、プレーヤーとしても動く──。プレイングマネージャーは、プロ野球の古田敦也氏が選手と監督を兼任したことで、広く知られるようになった。いっぽうビジネス界では、管理職を務めながら現場で働く人を意味しており、激務の代名詞的な働き方になっている。 しかし、成功したビジネスパーソンの多くが、プレイングマネージャー時代を懐かしく振り返るのだ。それは、プレイングマネージャーの時に経験した困難が、自分を成長させたからだろう。今回登場するミドクラ取締役会長 兼 共同創業者の加藤隆哉氏も、大きな困難に直面した経験を持つ。 2010年設立のミドクラは、東京だけでなくサンフランシスコやバルセロナなどにも拠点を持つグローバル・スタートアップだ。企業向けのIT製品やサービスは“エンタープライズIT”と言われるが、ここ10年で企業はコンピューターリソースを買い取るのではなく、借りたり、必要なとき

    叱ることは諭すこと、怒るのは自分の気持ちを解消するための行為──ミドクラ会長 加藤隆哉
  • 1