何が「複雑」で、なぜSAPはそれを「シンプル化」するのか? 新野 SAPではここにきて、「シンプリフィケーション」というメッセージを強力に打ち出しています。そもそも今まで何が複雑だったのか、そして、それをシンプル化する狙いはどこにあるのでしょう。 馬場 そのことは今多くの企業がさまざまな“複雑性”をもっており、複雑であるがゆえに直面している問題に改めて目を向けることで、理解いただけるのではないでしょうか。 企業では、組織の肥大化に併せて部門の数が増加し、組織ピラミッドの巨大化によって意思決定レイヤーが多層化を続けてきました。これらを背景に、ワークフローや業務基盤だけでなく、企業文化、製品、人事といったITにとどまらない領域まで複雑化の一途を辿っています。 その結果、迅速な業務遂行が困難になっているという課題が顕在化しました。現に、新商品の価格ひとつを決めるにも、複数の関連部署による念密な調
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く