独SAPとコンサルティング企業の米Accentureは9月20日、ヘルスケア業界支援を目的としたソフトウェアを共同開発すると発表した。病院などの医療機関、製薬会社や薬局、公共厚生施設、保険会社などが、情報へのアクセス、統合、共有をシームレスに行えるようにし、患者への対応を向上させるとともに、プロセスの自動化などによりコストを削減するのが目的。 両社はSAPの代表的なソフトウェア「SAP NetWeaver」を基盤とし、「Collaborative Health Network(CHN)」を共同開発する。最初の製品のリリースは、2007年半ばになる見通しという。 調査会社Gartnerによると、ヘルスケア業界のIT投資は今年4.6%増を見込んでおり、IT投資上昇率ではどの業界よりも高い。
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