日本オラクルは11月6日、パートナー企業に対して、ERP(統合基幹業務システム)パッケージ「Oracle E-Business Suite Release 12(EBS R12)」の短期導入ツールの無償提供を開始した。ツールの名称は「Oracle Business Accelerators for EBS R12(OBA for EBS R12)」。これを利用すれば、EBS 12の導入期間を10%から30%短縮できるという。 OBA for EBS R12は、EBS 12の人事、会計、販売、購買調達、生産、物流といった業務について、事前に定義した業務フローが対象となる。その数は、1000種類を超え、17カ国、15業界の業務に対応している。パートナー企業は、OBA for EBS R12に表示される質問事項に答えるだけで、EBS 12のパラメータ設定を終えることができる。一つのモジュール当た