![“新生VMware”が挑む、顧客フォーカスなクロスクラウド戦略――VMworld 2021レポート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fb642efaa33395833678e5760b90655affc85f8e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcloud.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fclw%2Flist%2F1360%2F040%2F000.jpg)
VMwareが4月13日に発表した「Cloud Foundry」は、JavaやRubyといった開発言語、MySQLやMogoDBといったデータベースを採用し、クラウド上でPaaS(Platform as a Service)を実現するためのソフトウェアです。 これまでグーグルのGoogle App Engine、セールスフォース・ドットコムのForce.com、マイクロソフトのWindows Azureなどが提供してきたPaaSは、独自の開発言語や独自のデータベースを利用したものでした。これらのPaaSではアプリケーションやデータを他のクラウドへ移動することが難しいため、ロックインされてしまうという課題を抱えていました。 Cloud Foundryはこれを解決する「Open PaaS」というVMwareの戦略に沿ったものです。 Cloud Foundry自体もオープンソースとして提供され、
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ソフトバンクテレコムとヴイエムウェアがハイブリッドクラウド事業で提携したことに伴い、米VMware CEOのPaul Maritz氏が2月22日に来日会見を開催した。 今回の両社の提携は、ソフトバンクテレコムがVMwareの技術を採用し、「VMware vCloud Datacenter Services」認定サービスプロバイダーとしてハイブリッドクラウドサービスを2011年7月より提供するというもの。同サービスの認定プロバイダーとなるのは、ソフトバンクテレコムが世界で7社目、国内では初となる。 Maritz氏は、VMwareにとって重要な市場として北米、ヨーロッパ、アジアを挙げ、「アジアの中では日本とオーストラリアが特に重要」としてい
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「ヴイエムウェアの2010年の日本での成長率は、全世界の成長を上回る数字だった。日本は欧米より仮想化の採用が少し遅れていて、ようやく導入が加速してきたことも高成長の理由のひとつだが、積極的に日本市場に投資した結果でもある」。ヴイエムウェア 代表取締役社長の三木泰雄氏は、2010年を振り返ってこう語った。 日本市場が大きく成長したのは、新規導入が増えたことはもちろんだが、包括契約などの大型案件が増えたことが大きいという。三木氏は「特に大手の既存顧客で多かったのが、これまでプロジェクト単位や部署単位で仮想化を導入し、社内に数多くの仮想化の島ができてしまったケースで、これらをまとめて全社で仮想化しようという案件が増えた」と説明する。「顧客は確
先月から今月にかけてVMwareは、セールスフォース・ドットコムとVMforceを発表し、そしてグーグルとも共同でGoogle App EngineにSpringフレームワークを対応させることなどを相次いで発表してきました。 Javaをクラウドに乗せる「VMforce」、セールスフォースとVMwareが共同提供 グーグルとVMwareが、クラウドとオンプレミスのJava互換実行環境を実現。SpringとGWTの統合ツールも提供 (この記事は「『データベースのスケーラビリティの解決』のためにGemStoneを買ったVMwareの狙い(前編)」の続きです)。 Open PaaS戦略に足りないのがデータベース VMwareは、「Open PaaS」戦略を明らかにしています。記事「VMwareの「Open PaaS」戦略、VMwareはJavaプラットフォームベンダへ変身するのか」でも書きましたが
リレーショナルデータベースはスケーラブルではないためクラウドに適していない、といった議論がありますが、VMwareでSpringSoruce部門のゼネラルマネージャのRod Johnson氏はそうではないと考えているようです。 VMware/SpringSourceは今月6日にGemStone Systemsを買収したと発表しました。Rod Johnson氏は、GemStoneの製品はスケーラブルなデータベースを実現していると「TheServerSide.com」の記事「Why Did SpringSource Buy GemStone: A Discussion with Rod Johnson」(なぜSpringSourceはGemStoreを買ったのか:Rod Johnsonとの対話)で答え、それが買収した理由の1つだとしています。 GemStoneとはどのような製品か? このインタ
シトリックスとヴイエムウェアという2つの仮想化ベンダが、国内でほぼ同時に今後の戦略を発表しています。両社の戦略を見ると、仮想化ソフトウェアの機能競争は終わり、仮想化ソフトウェアを使って何をするのかという、仮想化を基盤としたアプリケーションの競争へ入ったことが明確に分かります。 VMwareはクラウドとSaaS、シトリックスは仮想デスクトップ ヴイエムウェアは3月3日、米VMwareの社長兼CEO ポール・マリッツ氏が来日し直々に戦略を発表。戦略の柱となるのは、パブリッククラウドおよびプライベートクラウドを構築する基盤ソフトウェアとしてvSphereを推進していくこと、および、SaaSアプリケーション基盤としてZimbraを、クラウド向け開発環境としてSpring Frameworkを推進していくことを明らかにしています。 一方のシトリックス・システムズ・ジャパンは2月24日、2010年の戦
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