21世紀の企業組織とワークスタイル実現に向けてITはどのような役割を果たすのか。企業情報基盤のコンサルティングを数多く手がけるリアルコムの吉田健一氏が企業現場の視点から組織進化とITについて論じます。
「『IT(情報技術)のことは分からない』という人はSOX法対応プロジェクトのリーダーには不適切。情報システム部門の人を最初からメンバーに加えておくべきだ」。 京セラのグローバル監査部で内部統制に取り組んでいる上原始氏は8月23日午前,東京・有楽町で開催中の「内部統制ソリューション展」の基調講演において,こう強調した。米国上場企業として,SOX法(企業改革法)に対応するための内部統制整備を進めた経験を基に,取り組みのポイントを話した。京セラグループのSOX法対応プロジェクトの対象は約60拠点に及び,洗い出した業務プロセスは約2000,キー・コントロール数は約14500という規模になる。 上原氏は,「多くの企業で日本版SOX法(金融商品取引法)の適用開始までの期間は1年半しかないが,あわてる必要はない」と話した。京セラグループでは,プロジェクト・メンバーが知識を習得する,「リスク」に対する考え
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