2009年7月12日のブックマーク (8件)

  • ケインズvsハイエク;1930年代の論争再び - レギュラーの入院日誌

    皆様、いかがお過ごしでしょうか? お久しぶりでございます。わたくしめはどうにか元気でやっております。 hicksianとは現在も度々連絡を交わしているのですが、先ほども「面白い記事がありますよ」ということで以下のブログ記事の存在を教えてもらいました。マリオ・リッツォ君が1930年代におけるケインズとハイエクの論争を回顧した記事をブログにアップしているとのこと。早速拝見してみましたが、非常によくまとまっております。リッツォ君が語っているように、最近の若い方々におきましてはハイエクの学者生活が貨幣論・景気循環論の研究からスタートしたということをご存じでないという方が多いのではないでしょうか? このリッツォ君の記事は「ハイエクの経済学」やまた「オーストリア学派のマクロ経済学」を学ぶ上でよき入門になるのではないかと思いましたので、一念発起して邦訳を試みてみました。所々言葉を補ったり、また大胆に意訳

    ケインズvsハイエク;1930年代の論争再び - レギュラーの入院日誌
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    ハイエクは、ケインズのようにマクロ経済現象を集計的に扱ってしまうとその現象の背後において生じている根本的な変化を見過ごしてしまうことになる、と考えた
  • 解説しよう。 - 梶ピエールのブログ

    二回にわたって紹介した『財経』の記事について私なりに少し説明を加えてみよう。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20090625 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20090627 この記事は地方政府が暴走気味の投資計画をかけ、そのための資金調達に奔走し始めていることに警鐘を鳴らした特集のまとめの文章である。なおこの『財経』という雑誌は2003年当時の上海周辺の土地バブルをめぐる地方政府と不動産会社の癒着を厳しく糾弾したほか、農村における土地収用と「失地農民」の問題や国有企業幹部のMBOを通じた利権の獲得などの問題についてもいち早く取り上げてきた実績があり、この手の批判的な報道については中国国内で最も信頼性の高い媒体といってよい。 危機後の中国の景気回復策とその効果については、中国政治が非民主的で権威主義的であり、意思決定が集権的でスピ

    解説しよう。 - 梶ピエールのブログ
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    中国の財政・金融のすばやい緩和策が全体としてみれば正しい反応であったことは疑いがない。しかし、それは中央政府がブレーキをかけることができないほどの地方の暴走を促しかねないという副作用を伴ったものである
  • 「オープンソース」の二つの意味 | OSDN Magazine

    最近、「オープンソース」という言葉の意味を巡る論争が再燃したようだ。混乱が生じるのは、「オープンソース」という概念自体に、性格の異なる二つの要素が詰め込まれているからではないだろうか。 法的状態としてのオープンソース ソフトウェア開発の文脈における「オープンソース」という言葉は、あるガイドライン(「オープンソースの定義」)を満たしたライセンスの下で公開されているソフトウェア、という意味である。先行した「フリーソフトウェア」という概念の言い換えとして生まれたものだ。これを、「法的状態としてのオープンソース」と呼ぶことにしよう。 「オープンソースの定義」が試みているのは、ソフトウェアの第三者による利用、特に改変や配布に関して著作権者が課す条件に対し、一定の基準を設けるということである。これにより、法的状態としてのオープンソースが保証されているソフトウェアであれば、個別にはどのようなライセンスが

    「オープンソース」の二つの意味 | OSDN Magazine
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    梅田氏のJBPressの記事をきっかけとするオープンソースの意味の議論は、「法的状態としてのオープンソース」と「開発形態としてのオープンソース」の2つの意味があるところから生じている
  • 父来たる2009 - 日々是魚を蹴る

    父が仕事で東京に出てきたので呑みに行った。父は教育畑の人で、あと1年少しで定年を迎える。ここ何年か県の教育庁で仕事をしていたが、今年度からはまた学校に転属になった。 その席で聞かせてくれた話がいろいろ面白かったので忘れないうちに書いておこうと思う。 父曰く…… 行政の仕事について 行政の仕事を経験してよかったのは、考え方が非常に柔軟になったことだ。 当の役所の人間も含めて、多くの人が勘違いしていることだが、役所で仕事をするというのは、ただ規則に従うことではない。 役所の仕事はとても多い。誰かのためになんとかしなければならないが、今まで誰もやっていないようなこともたくさんある。そのためにクリアしなければいけない手続きもまた多い。 しかし、その煩雑な手続きがあるから何もできないということはない。 たくさんの手続きの中で仕事を進めるには、柔軟な思考と想像力が必要になる。要はつじつまを合わせればい

    父来たる2009 - 日々是魚を蹴る
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    味わい深い言葉が続く
  • 費用便益分析を行なう時に忘れてはならない8つのこと - himaginary’s diary

    一般に経済学の観点からは、温暖化や医療を巡る議論において、費用便益分析を判断材料にすることが好まれる。ハーバード大教授のロバート・スタビンズは、ブログで、その際に忘れてはならない8つの原則を挙げている(この原則の初出は、スタビンズがケネス・アローらと執筆した1996年のサイエンス記事とのこと)。 費用便益分析は、政策の望ましい影響と望ましくない影響を比較するのに有用である。というのは、俎上に上がっている政策変更の望ましい結果、および望ましくない結果を明らかにし、場合によってはそれらの結果の定量的な評価を提示することにより、政策決定者がその決定の意味をより深く理解するのに役立つからである。しかし、時には、不確実性が大きすぎて、ある決定の便益が費用を上回る、もしくは下回るという結論が下せず、費用便益分析が使えないこともある。 規制の整備に当たっては、政策決定者から、異なる幾つかの政策の経済的費

    費用便益分析を行なう時に忘れてはならない8つのこと - himaginary’s diary
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    「費用便益分析は、賢明な公共政策策定の必要条件でもないし、十分条件でもないが、ばらばらな情報を一貫した形で整理するのに非常に有用な枠組みを提供することができる」
  • 新・カルドア事実 - himaginary’s diary

    Economist's Viewでポール・ローマーとチャールズ・ジョーンズの共著論文「The New Kaldor Facts: Ideas, Institutions, Population, and Human Capital」が紹介されていた。 論文の抄録は以下の通り。 In 1961, Nicholas Kaldor used his list of six “stylized” facts both to summarize the patterns that economists had discovered in national income accounts and to shape the growth models that they were developing to explain them. Redoing this exercise today, nearl

    新・カルドア事実 - himaginary’s diary
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    カルドアの論文から四半世紀を経てKaldor Factsを再検証する
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    Keeping up with an industry as fast-moving as AI is a tall order. So until an AI can do it for you, here’s a handy roundup of recent stories in the world…

    TechCrunch | Startup and Technology News
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    amazon.co.jpで買い物をするとアメリカのAmazon.comと売買契約を結んだことになっているが、日本政府に法人税を払う必要があるかどうか
  • 「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    最近、僕のところに「夏目漱石財団」なるものを設立したので協力してくれとの手紙が届いた。一部の親族が関わっているらしいが、僕の連絡した親族たちは困惑し、いささかうんざりしている。放置しておくと混乱も予想されるので、急きょ相談の上以下のような文書を報道機関、出版社、博物館などに送付した。各方面に周知し、良識的な判断を望みたい。 2009.7.12   夏目房之介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさま いつもお世話になっております。 このたびは、漱石長男純一の息子・夏目房之介として、夏目漱石に関連することでお知らせがございます。 年6月17日付で私のもとに「夏目漱石財団」設立の知らせ及び協力要請の手紙と、一般財団登記の事項説明書コピーが送られてきました(同様のものが漱石長女筆子の娘・半藤末利子宛にも送付)。それによると設立は年4月1日。 同財団の

    「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    saka-san
    saka-san 2009/07/12
    「漱石という存在はすでに我が国の共有文化財産であり、その利用に遺族や特定の者が権利を主張し、介入すべきではない」こういう考えがもっと広がればいいのに