TechFeed Conference 2022「最近の C++ (2022 年)」 発表者: https://twitter.com/Reputeless
ホーム 1. C++ を始める 2. 基本構文 3. コンテナ 4. ファイル分割とスコープ 5. ストリーム操作 6. メモリの管理 7. クラス 8. キャスト 9. テンプレート 10. エラー処理 11. ビルドとライブラリ 12. メモリレイアウト 単体テスト デバッグ ビルド自動化 付録 このサイトは C++ について説明した学習サイトです。 本書を通じて C++ の開発環境や構文・単体テストの書き方などが 一通り学べるようになっています。 対象¶ C++ を初めて学ぶ人 プログラム言語を 1 つ以上経験したことのある人 関数やクラス・オブジェクト指向に対する知識をある程度前提にします。 C++ の特徴¶ C++ は ビャーネ・ストロヴストルップ により開発されたプログラミング言語です。 C++ には主に次のような特徴があります。 高パフォーマンス メモリ使用量が少ない 柔軟性
はじめに 本記事は電子書籍版もあります。 linuxカーネルはC言語のマクロを駆使して書かれています。それらのうち、凝ったマクロになじみの無い人には初見では意図がわからない&わかってみれば面白いであろうものをいくつか紹介いたします。対象読者は、C言語のユーザだけれども、マクロは定数定義くらいにしか使わないというライトなマクロユーザです。 マクロを使用する場所に依存するエラーを防ぐ 次のマクロは、二つの引き数の値を置換するだけの単純なものです。 #define swap(a, b) \ do { typeof(a) __tmp = (a); (a) = (b); (b) = __tmp; } while (0) 注目すべきはマクロの定義全体を囲んでいるdo { ... } while (0)という表記です。初見の人には何のことかわからないと思います。考えられる最も単純な定義から遡って、なぜこ
今まで C++ でちょっとしたウェブアプリを作る際は crow という micro-framework を使ってきました。 GitHub - ipkn/crow: Crow is very fast and easy to use C++ micro web framework (inspired by Python Flask) How to Build If you just want to use crow, copy amalgamate/crow_all.h and include it. Requirements C... https://github.com/ipkn/crow ヘッダオンリーで使えてとても便利だったのですが、boost に依存している点があまり好きじゃなかったのと、最近 crow の開発が止まり最新の boost でビルド出来なくなってしまったので、自分で作
2019年12月の冬休みに1週間程かけて"Let's Build a Simple Database"という、C言語でSQLiteのクローンを作るチュートリアルをやりました。この存在を教えてくれた同僚に感謝 :pray: cstack.github.io チュートリアルの内容 Richard Feynman先生の“What I cannot create, I do not understand.”という言葉が掲げられているように、データベースを作ることでデータベースをより深く理解することに主眼が置かれているチュートリアルです。 これは重要事項説明かつタイトル詐欺に関する謝罪なのですが… 残念ながらこのチュートリアルは完成しておらず、Part 13が2017-11-26に公開されたのを最後に更新が止まってしまっており、以下の13章しかありません。 Part 1 - Introduction
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プログラミングに詳しい方へ ここから先はプログラミング未経験者の方は読む必要がありません APG4bは多くの一般的な教材とはいくつか違う点があるため、プログラミングに慣れた人がこの教材を見ると色々思うところがあるかもしれません。 ここではこの教材がどのようなコンセプトで書かれているかを説明した後、APG4bがなぜ一般的でないことをしているのかを説明します。 APG4bのコンセプト プログラムとは何のためにあるのでしょうか? 「便利なアプリを作るため」「ゲームをつくるため」「『人工知能』をつくるため」など、色々あると思います。 これらの具体例は決して間違いではありませんが、プログラミングにはより根源的な用途があります。 それは「計算」です。 コンピュータが開発された当初、その用途は高度な電卓でした。 それから月日が流れ、様々な用途に応用されるようになっても、最終的にコンピュータが行っているこ
最近、コンパイラを書くことが流行っているようだ。流行に乗ってやってみたらいろいろな知見が得られたので紹介したい。 コンパイラを書くと一口に言ってもいろいろなスコープがある。ここではC言語を用いてCコンパイラを書くことを選択した。C言語は言語仕様的にコンパクトで広く知られている。また、ツールとしてのCコンパイラも普及している。その場合、自分が書いたCコンパイラで、自分が書いたCコンパイラのソースコードをコンパイルすることが原理的には可能だ。これをセルフホストという。ひとつの到達目標として非常に興味深い。 当初は冬の間に終わらせる予定だったのだが春まで伸びてしまった。しかし、春になっても寒かったり雨で家に居る日が多く、アウトドアシーズンまでに目標のセルフホストを達成することができた。 昔、Cのインタプリタを書いたことがあったが、コンパイラを書くのは、はじめてである。時代も進んで開発手法が変わっ
発端はuchan_nos氏によるこのツイートでした。 C言語で、本当にメモリの0番地にデータを書きたいときはどうすりゃええの?— うー@技術書典8 Day1う31 BitNOS (@uchan_nos) 2020年2月12日 それに対する私のリプライ: uint8_t *p = 1; p--; *p = v;— hikalium (@hikalium) 2020年2月12日 私はこれで話が終わると思っていたのだが、どうやらそうではなかったらしく、色々な視点からの意見が加わりながら、話は混沌を極めたのでした…。 ということで、ここに私のこのツイートに対しての見解とか、わかったことをまとめておこうと思います。 私のリプライの背景について uchanさんが求める「0番地にデータを書きたい」という課題設定を、私はこのように解釈しました。 C言語において、整数0をポインタに変換すると、それはNULL
以前からレイトレーシングをやってみたいと思っていたので、正月の連休を使って『週末レイトレーシング』という本を読んだ。 C++ を使ってフルスクラッチでレイトレーサーを実装していくという内容で、タイトルの通り週末にやりきれる分量にまとめられている。 tatsu-zine.com レイトレーシングのついでに Go の練習もしたかったので、C++ のコードを参考に Go で実装した。 最後まで実装できる確証もないまま始めてしまったが、interface など必要な機能が一通り揃っていたおかげで問題なく実装できた。 ただ、C++ と違って演算子のオーバーロードができないため、ベクトル計算の部分は記述量が多くなってしまい少しつらかった。 以下はレイトレーサーが実装されていく過程。 画像 説明 まずは画像の出力。この本では PPM 形式の画像を扱う。 中身はプレーンテキストなのでプログラムで簡単に生成
高木 信尚(株式会社クローバーフィールド) 目次 はじめに 第1章 明日からでも使えるC++ 第2章 クラスを使いこなそう 第3章 C++プログラムの裏側 第4章 C++プログラムの移植性 第5章 C++実用テクニック はじめに はじめに 第1章 明日からでも使えるC++ 読者の中には,すでに業務でC++を使っている方も,まだ使ったことがない方もいらっしゃることと思います.本章では,C++というものがどんな言語なのかをざっとご紹介します.C++の入門書では取り上げないような機能についても一通りご紹介します.あまり詳しい解説ではありませんが,Cを使いこなせる技術者であれば,この章を読んだだけでも,C++をある程度使えるようになるでしょう. 1.1 C++というのはこんな言語 1.2 組込み開発でC++を使う 1.3 「ベターC」としてのC++はこんなに便利 1.4 Cの資産を活用しよう 1.
はじめに AtCoderではC++のBoostライブラリを使用することができます。 Boostライブラリには非常に多くの機能がありますが、そのうち便利だなと思ったものを簡単に紹介します。 boost::irange ABC072B - OddString #include <bits/stdc++.h> #include <boost/range/irange.hpp> using namespace std; using boost::irange; int main() { string s; cin >> s; int n = s.size(); for (int i : irange(0, n, 2)) { cout << s[i]; } cout << endl; } 整数のレンジを使うにはboost::irange関数を使います。 範囲として[0, n)を指定して、第3引数でス
C++ の歩き方 | cppmap¶ 📢 CEDEC 2020 にて講演を行いました。発表資料を公開しています。 CEDEC 2020 | ゲーム開発者のための C++11~C++20, 将来の C++ の展望 📢 コンテンツ拡充のため【募集】タグのスレッドへ情報をお寄せください。 cppmap.docs | Issues 📢 本サイトの運営は、GitHub Sponsors によって支えられています。 GitHub Sponsors | Become a sponsor to Reputeless このサイトについて¶ C++17, C++20, C++23, C++26 に関する情報を調査・提供します。 管理者 @Reputeless と、コントリビュータの皆様 によって執筆されています。 コントリビュート方法 ライセンス¶ 本サイトの記事とサンプルコードはパブリックドメインです
序 本書はプログラミングの経験はあるがC++は知らない読者を対象にしたC++を学ぶための本である。本書はすでに学んだことのみを使って次の知識を説明する手法で書かれた。C++コンパイラーをC++で書く場合、C++コンパイラーのソースコードをコンパイルする最初のC++コンパイラーをどうするかというブートストラップ問題がある。本書はいわばC++における知識のブートストラップを目指した本だ。これにより読者は本を先頭から読んでいけば、まだ学んでいない概念が突如として無説明のまま使われて混乱することなく読み進むことができるだろう。 C++知識のブートストラップを意識した入門書の執筆はなかなかに難しかった。ある機能Xを教えたいが、そのためには機能Yを知っていなければならず、機能Yを理解するためには機能Zの理解が必要といった具合に、C++の機能の依存関係の解決をしなければならなかったからだ。著者自身も苦し
以前に8ccというCコンパイラをゼロからひとりで開発していたときのログです。40日でセルフコンパイルできるところまで到達しています。日付はすべて2012年です。コードとヒストリはすべてGitHubで見れます。 3月4日 というわけでコンパイラを作っているわけだけど、1000行くらい書いたらそれなりに動き始めてきた。こんなのも動くし: int a = 1; a + 2; // => 3 こういうのも通る。 int a = 61; int *b = &a; *b; // => 61 文字列は文字の配列として扱っていて、配列をポインタに成り下げる振る舞いも実装しているので、こういうのも通る。関数呼び出しもある。 char *c= "ab" + 1; printf("%c", *c); // => b 前回もこのあたりはがんばって実装したからここまで作るのはわりと単純作業かも。二回目だから配列とか
def check(n) s = "*"*n f = open("test.cpp","w") f.puts <<EOS #include <cstdio> int main(){ (#{s}printf)("Hello World\\n"); } EOS f.close() return system("clang++ test.cpp") end check(ARGV[0].to_i) $ ruby check.rb 10000 clang: error: unable to execute command: Illegal instruction: 4 clang: error: clang frontend command failed due to signal (use -v to see invocation) Apple LLVM version 10.0.1 (clang
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