通信販売大手ジャパネットたかた。前社長の高田明氏はテレビ通販王国を一代で築き、お茶の間の人気者ともなりました。朝から晩までテレビカメラの前に立ち続け、「伝える」ということを追究してきた高田氏。2004年3月の顧客情報流出事件では、番組の放映を長期自粛。150億円もの減収となりましたが、その対応は「危機管理のお手本」と称されました。なぜ、そんな振る舞いができたのか。舞台裏を赤裸々に明かします。 ◇ ◇ ◇ 前回「いま明かす、顧客情報流出事件を防げなかった理由」でもお話ししましたが、企業に何か問題が起こった時は、真っ先に経営理念や社是といった原点に還(かえ)るべきだと思います。ジャパネットで個人情報の流出事件が起こった時も私は「原点に還ろう」というメッセージを社員に発し続けました。企業は公器として社会に向き合うと同時に、社員、その家族の人生をある意味、預かっているのですから、会社を
12月19日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕・拘留されていた歌手のASKAさん(58)が嫌疑不十分で釈放された。「任意提出された液体が本人の尿だと立証できなかった」ため、不起訴処分となったのだ。 逮捕当日、検尿で陽性反応が出た事実を受けてからのメディア、世間の扱いは完全に“クロ”。「陽性反応が出た以上、物的証拠がなくとも起訴は確実」「執行猶予中の身であるだけに、今回は実刑」などはやし立てたのだ。ヒートアップする一方のメディア報道について当の本人はどう思うのか。渦中のASKAさん本人を直撃した。 ――日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』の生放送中、芸能リポーターの井上公造氏が、無断で未公開の音源を流していたが。 ASKA:絶対やっちゃいけないことですよね。というよりも、よくあんなことができたな、という気持ちです。僕は昔からそうですが、楽曲の反応を見るために、完成前の未発表曲を聴かせるこ
世界で初めてソニーが実用化に成功してから四半世紀。リチウムイオン電池は軽くて高電圧・高容量という特長から、スマートフォンやノートパソコン、デジタルカメラなど幅広い機器に使われてきた。今後も電気自動車の普及に伴い拡大が期待されている。 この記事の写真を見る しかし、その生みの親は市場からの撤退を選んだ。7月28日、ソニーは電池事業の譲渡に関し、電子部品大手の村田製作所と協議中であると発表したのだ。譲渡価格など条件交渉を経て、2017年3月末の取引完了を目指すという。 ■ 6期連続の赤字を計上 譲渡の対象となるのは福島や栃木、シンガポール、中国などの拠点とそこで働く計8500人の従業員。ソニーの電池事業の売上高は約1600億円(2015年度)だが、家庭用アルカリ電池などのBtoCビジネスは続けるため、うち1300億円弱が切り離される見込みだ。 近年は主力のスマートフォン向け電池が米アッ
絶頂時にWANDSを脱退した上杉昇が全告白 「いまだに中山美穂とコラボして売れたやつだろって。結構ショックかな」 90年代に彗星のごとく現れ、ミリオンヒットを連発しつつも、表舞台から突如姿を消した真相をセキララに語った元WANDS・上杉昇。 【画像】デビュー25年の上杉昇 前編(「WANDSは“やらされてる感”がすごくありました」)に続き、衝撃インタビューの後編! ■「カート・コバーンの死が背中を押した」 ―つまり、逆に考えると、その幻のシングル候補曲が上杉さんの志向するロックな楽曲であれば、WANDSに居続けた可能性も? 上杉 ありましたね。自分がいた後期の方向性で続けさせてもらえていたら、脱退なんてせずWANDSで自分の音楽を表現していこうと考えたと思うので。ただ…WANDSを辞めた理由はいくつかあるんですけど、その大きなきっかけのひとつにカート・コバーンが自殺したこともあったん
◆なぜ鶏刺しを出す店を信用してはいけないのか。 「肉フェス」が食中毒騒動に揺れている。なぜこんなことになっているのだろうか。確かにその昔、“鶏の常識”は、「鶏肉も(魚同様)鮮度がよければ、生で食べられる」だった。’00年代に入ってもその常識は一部で生きていた。 だが、たった一度の食あたりが生命を左右しかねない。それが鶏刺しだ。国内のカンピロバクター食中毒の原因は「不明」を除けば、「生、もしくは加熱不足の鶏肉」がほとんどなのだ。 ◆「知らなかった」では済まされない 実はカンピロバクター食中毒は、国内においてもっとも多い食中毒だ。厚労省のデータで2014年の食中毒発生状況を見ると、カンピロバクター306件(患者数1893人)、ノロウイルス293件(同10506人)。年によって多少の前後はあるものの、ここ十数年、カンピロバクターはノロウイルスと並んで、もっとも食中毒患者を多く出している原
2016年4月7日、「フォーブス」誌は日本長者番付を発表した。世界経済の減速が懸念されるも、国内ではインバウンド需要、金融政策などの効果から、トップ50の半数が資産を伸ばした。「フォーブスジャパン」副編集長/WEB編集長の谷本有香が今年度発表の日本長者番付のトレンドを読み解く。 2015年はギリシャの金融支援をめぐる問題や、人民元の想定外の切り下げなどを受けた中国景気の鈍化懸念、また、原油価格の急落などが、世界経済への先行きに対する不透明感を高めた。 そんな外部要因に揺れる中、株価騰落率で見てみると、昨年、日本株は量的金融緩和や景気回復、企業業績の拡大などを背景に堅調に推移、9.1%の上昇を見せた。しかし、一転、中国発の世界同時株安で始まった2016年、この資本市場の急変は、このたび発表されたランキングにも少なからず影を落としている。 3/25時点のデータを基に計算された「日本の長者
若い人が服にかけるお金は年々減少傾向にあるという。そこには消費マインドの変化や可処分所得の減少など、様々な理由があるようだ。たとえば、安くてそれなりに良い服が溢れている、というのもひとつの要因だ。 ⇒インナーはユニクロの「ヒートテック」 その代表的存在と言ってよいのがユニクロ。その影響力から「いま着ている服のどこかに必ずユニクロがある」という説もあるほど。はたしてそれは本当か。街頭調査で確かめてみた。 ◆いまユニクロを着ている 「着ている。下着と靴下。そもそも下着と靴下はユニクロ以外持ってない」(20代・男性) 「着ています。インナーです。でもTシャツはカブるので着れない。コラボ商品がよくカブりますよね。インナー以外はユニクロは着ません」(20代・男性) 「着ている。なんとなくしまむらより生地がいい気がする」(20代・女性) 「着ている。数年前に買ったフリースパンツがお気に入り
12月18日、日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が行われた。その中で選手会側は、フリー・エージェント(FA)権を行使した選手の残留を認めないという方針を、球団が公表しないよう正式に申し入れた。 FA権は選手の権利であり、それを行使した場合に残留を認めないというのは、選手への圧力となり、フェアではないという意見が多かったからだ。 実際、千葉ロッテの今江敏晃が11月10日にFA権を行使する会見を開いた際も、入団から14年プレーしたチームのことに話題が及ぶと涙を流した。 その姿は、権利を行使すればチームに残れないという状況の中で悩み、葛藤があったことを物語っていた。 だが、先に書いた事務折衝の席でも、NPB側で出席した阪神の四藤慶一郎球団社長は、各球団の裁量でやっていることであり、基本的に問題はないとの認識を明らかにしている。1993年のシーズンオフに導入され、すでに2
昔のプロ野球は先発完投型、どちらかといえばそれ以外の投手は二線級に見られがちだったが、少しずつ分業型となり、その地位は確立されてきた。 現代野球では救援投手、とりわけ優秀なクローザーがいるかが、チームの勝敗を左右するほど、非常に重要なポジションになった。 クローザーの成績を見るとき、セーブ機会に限定して成績を見ると、そのクローザーの特徴がよくわかる。 セーブ成功率の順に、各球団のクローザーを並べてみよう。 まずはパリーグからだ。 ロッテの西野勇士は骨折でシーズン終盤で離脱したが、セーブ機会で34度登板し、一度も失敗しなかった。被本塁打が0。しかし防御率は1.85、これは4月、5月のシーズン序盤に2試合黒星がついたことが影響している。 特に5月は5日のソフトバンク戦で2敗目を喫したあと、20日の西武戦、23日のオリックス戦で2失点。不安定な投球が続いたがその後改善され、マリーンズ
「平井がうるさく言っている、規模を追わずに”違いを生む”という考えが浸透してきた」―― 【詳細画像または表】 10月29日に行われたソニーの2015年4〜9月期(第2四半期)決算会見。吉田憲一郎CFO(最高財務責任者)は、復活の要因をそう分析する。 ■ 復活の牽引役はイメージセンサー 第2四半期の営業利益は1849億円(前年同期は158億円の赤字)と大幅な黒字化を達成。営業利益1849億円という水準は、この10年間で最高だった、2007年度(営業利益1897億円)にほぼ匹敵する。 黒字化を果たした理由は、前年にあったスマホ関連の減損1760億円がなくなったことが大きい。ただし、既存事業の収益も回復傾向にある。 復活の牽引役となっているのは、スマホやデジタルカメラに用いられるイメージセンサー事業と、プレイステーションが主体のゲーム事業だ。ソニーはこれらの分野を「成長牽引領域」と位置
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