千葉銀行は11月1日,同銀行をかたった悪質なCD-ROMが確認されているとして注意を呼びかけた。同銀行のインターネット・サービスを利用しているユーザーがそのCD-ROMをインストールすると,ユーザーの預金口座から別の口座へ知らない間に送金される恐れがある。実際に被害が確認されている。同銀行ではWebサイト上で「CD-ROMでソフトウエアをお送りするようなことは一切行っておりません」としている。 被害に遭ったのは,同銀行の法人向けインターネットEBサービス<Web-EB>のユーザー。「千葉銀行名で送られてきたCD-ROMをパソコンにインストールしたところ,預金口座から身に覚えのない振込がなされた」との報告が同銀行に寄せられた。 調査したところ,同様のCD-ROMは3ユーザーへ郵送されていた。そのうち1ユーザーがCD-ROMをインストールして被害に遭ったという。 同銀行では,「CD-ROMでソ